満福寺

満福寺に伝わる義経腰越状
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文治元年(1185)、壇ノ浦で平家を滅ぼした源義経は京都から鎌倉に入ろうとしたが、兄頼朝に拒まれてこの寺に留め置かれた。頼朝に無断で官位を授かったことで反感を買ったためだが、義経は謀反の気持ちのないことを綴った書状を頼朝の家臣大江広元[おおえのひろもと]に送った。これが有名な義経腰越状で、寺にはその下書きといわれるものが残っている。境内には家来の弁慶が腰をおろした腰掛け石などもある。また、本堂の襖絵は義経の生涯を鎌倉彫の技法を用いて描かれた漆画で見ごたえ十分。

基本情報

住所

神奈川県鎌倉市腰越2-4-8

アクセス

公共交通機関の場合: 江ノ島電鉄腰越駅→徒歩3分 車の場合: 横浜新道上矢部ICから国道1号経由15km30分

電話番号

0467-31-3612

営業時間

9〜17時

休日

無休

利用料金

拝観大人200円、中学生100円、小学生以下無料

駐車場

収容台数: 10

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