源実朝公御首塚

実朝は「金塊和歌集」を残すなど優れた歌人としても有名
秦野駅から北へ約2.5kmに位置する木立の中の、源実朝の御首塚と伝えられる場所に石造の五輪塔が立っている。建仁3年(1203)、実朝は鎌倉幕府3代将軍となるが実権は北条氏が握り、実朝の甥である公暁[くぎょう]によって鎌倉鶴岡八幡宮で暗殺された。三浦氏の郎党の1人、武常晴[たけつねはる]がこの地の領主・波多野氏を頼り、実朝の御首をここに葬ったという。もともとの塔は木造で、現在は鎌倉市にある鎌倉国宝館(電話:0467-22-0753)に納められている。隣接の秦野市田原ふるさと公園には、農産物販売センターやそば処、水車小屋などがある。

基本情報

住所

神奈川県秦野市東田原1018-2

アクセス

公共交通機関の場合: 小田急秦野駅→神奈川中央交通バス藤棚行きで15分、バス停:中庭下車、徒歩3分 車の場合: 東名高速秦野中井ICから10分

電話番号

秦野市観光振興課: 0463-82-9648

駐車場

収容台数: 25

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