特集

モビリティ×情報発信機能型『モビリティハブ(MobiSt. 川崎・橘公園)』社会実証実験 〜地域交通の維持に向けて、まちの賑わいと回遊性を高める新しい拠点づくり〜

(完成版)MobiSt.川崎・橘公園パース

株式会社アットヨコハマでは、2025年11月25日(火)より川崎市高津区の橘公園(川崎市高津区子母口565)に、

日本初の機能を導入したモビリティハブ実証実験を行います。

モビリティを集約する従来の「モビリティハブ」ではなく、移動する目的づくり(モビリティを利用する理由付け)として、

観光情報WEBサイト「アットヨコハマ」と連動したデジタルサイネージを導入した

新たなモビリティハブ『MobiSt.(モビステ)』を無人運営にて設置いたします。

特集

今回の実証実験について

MobiSt.ロゴ

~未来のまちを支える、新しい移動と情報の拠点づくり~

 本実証は、川崎市総合計画に掲げる「活力と魅力あふれる力強い都市づくり」および川崎市地域公共交通計画の実現に向けて実施するものです。

 川崎市民の皆さま(住む人・働く人・学ぶ人)に、シェアサイクルや電動キックボードなどの多様なモビリティサービス、さらにAIを活用したオンデマンド交通「チョイソコかわさき」などの新しい都市インフラを体験していただくことで、地域交通の利便性と回遊性の向上を図ります。誰もが快適に利用できる身近な移動の仕組みを検証し、より便利で魅力的な地域交通環境の構築を目指します。

 また、単にモビリティを配置するだけでなく、「移動する目的をつくる」ための情報発信にも取り組みます。

 観光WEBサイト「アットヨコハマ」と連動したデジタルサイネージを設置し、観光・イベント情報や近隣の路線バス運行情報をリアルタイムに発信。

 観光情報WEBサイトと連携した情報発信拠点に、公共交通をはじめとする5種類のモビリティサービスを併設した「モビリティハブ(MobiSt.)」は、日本初の取り組みです。

実証実験の概要

【事業名称】 『MobiSt. 川崎・橘公園』実証実験

【実施期間】 2025年11月25日(火)~ 2026年2月28日(土)

【実施時間】 24h(滞留施設利用:10:00~18:00 ※年末年始等は除く)

【実施場所】 川崎市高津区 橘公園内(住所:川崎市高津区子母口565)

【アクセス】 JR武蔵新城駅より、バス杉04横須賀線小杉駅行き8分⇒子母口小学校入口下車徒歩1分(160m)

       武蔵小杉駅より、バス杉03蟹ヶ谷行き20分⇒子母口小学校入口下車徒歩1分(200m)

       第三京浜道路「京浜川崎IC」から車で11分

【実施内容】

①地域特性と利用者ニーズを踏まえ、多様な移動ニーズに対応できるモビリティ(川崎市バス、オンデマンド交通、電動シェアサイクル、電動キックボード、カーシェア、歩行領域モビリティ等)の交通結節点を整備。

②移動する目的を訴求する機能として、観光MaaSプラットフォームであるWEBサイト「アットヨコハマ」を連動させたデジタルサイネージを導入。

③屋外に滞在環境を整備し、憩いの空間を提供。屋外電気ストーブ、Wi-Fi、モバイル充電機も配置する。

④橘公園で開催されるイベントと連携を行い、モビリティハブを地域のハブへとつなげる。橘公園にて、主催イベントも実施予定。

⑤モビリティサービスの乗り換え施策として、クーポン施策を実施。

⑥実証実験で収集したモビリティデータやアンケートデータを活用したデータ分析は、横浜市立大学との産学連携による共同研究として実施。

【実施主体】 川崎市

【運営】   (株)アットヨコハマ((株)KT グループ、ウエインズトヨタ神奈川(株))

実証実験の内容

(完成版)MobiSt.川崎・橘公園パース

① オンデマンド交通「チョイソコかわさき」との連携

橘公園に停留所を設置し、デジタルクーポンなどにより他のモビリティと連携します。

(利用には、LINEまたはWEBによる事前予約が必要です)

② シェアモビリティポートの設置

シェアサイクル、電動キックボード、カーシェアを設置し、移動の選択肢を拡充します。

③ デジタルサイネージによる地域情報等の発信

観光WEBサイト「アットヨコハマ」と連動したデジタルサイネージを設置。

地域情報やイベント情報に加え、近接する路線バスの運行情報なども発信します。

④ 多様なモビリティを活用した移動体験イベントの開催

歩行領域モビリティをはじめ、多様なモビリティに触れて試乗できる体験イベントを開催します。

(開催予定:2025年12月・2026年1月・2月)

利用可能なモビリティ

~「MobiSt. 川崎・橘公園」で体験できる多様なモビリティ~

「MobiSt. 川崎・橘公園」には、電動キックボードからカーシェアまで、さまざまなモビリティを一箇所で体験・利用できる環境が整備されています。

日常の移動から観光・お出かけまで、目的や距離に合わせた最適な移動手段を自由に選ぶことができます。

🚐 オンデマンドバス  クーポン連携企画対象

 

チョイソコかわさき(提供:株式会社アイシン)

AIを活用し、需要に応じてリアルタイムで最適な配車を行うデマンド交通サービス。

LINEまたはWEBから簡単に予約でき、橘公園にも停留所を設置しています。

≪ご利用はこちら≫

🚲 シェアサイクル  クーポン連携企画対象

 

HELLO CYCLING(提供:OpenStreet株式会社・シナネンモビリティPLUS株式会社)

市内各地のステーションと連携し、スマートフォンひとつで借りて返せるシェアサイクル。

ちょっとした買い物や周辺散策にも便利です。

≪ご利用はこちら≫

🛴 電動キックボード

 

LUUP(提供:株式会社Luup)

まちなかの短距離移動に最適な電動キックボード。

専用アプリで簡単に利用でき、ヘルメットの着用や交通ルールを守って安全に楽しめます。

スマホ一つで街じゅうのポートから電動マイクロモビリティへの乗り降りや移動を可能にするシェアリングサービスです。

市内を巡るのに便利な短距離移動手段で、24時間ご利用可能です。

≪ご利用はこちら≫

🚗 カーシェア  クーポン連携企画対象

 

トヨタシェア(提供:株式会社トヨタレンタリース神奈川、株式会社トヨタレンタリース横浜)

スマートフォンアプリで予約から解錠まで完結するカーシェアサービス。

買い物や家族での移動など、少し遠出したいときに便利です。

≪ご利用はこちら≫

🚌 公共交通(バス)

 

川崎市バス(提供:川崎市交通局)

地域の主要な公共交通として、周辺エリアを結ぶ川崎市バスと「MobiSt.」が連携。

モビステ内に設置されたデジタルサイネージでは、バスの運行情報をリアルタイムで表示し、利用者がスムーズに移動できる環境を提供します。

≪詳細はこちら≫

♿歩行領域モビリティ ※イベント時のみ利用可

 

トヨタ・C⁺walk(提供:株式会社アットヨコハマ)

トヨタ自動車が開発した歩行領域モビリティC⁺walk(画像はC⁺walkT)をイベント開催時にご利用いただけます。

※ご利用いただけるイベントについては、「実証実験主催イベント・地域連携について」をご確認ください

C⁺walkは免許不要で、身長140cm~185cm、体重100kg以下の方なら、どなたでもご利用いただけます。

≪C⁺walkTの詳細はこちら≫

実証実験主催イベント・地域連携について

■モビリティをテーマにした実証実験主催イベントを開催(12月・1月・2月を予定)

川崎市民の皆様にモビリティに関する意識を持っていただき、バスの減便が進む同エリアにおいて、様々なモビリティサービスを活用した移動体験の機会を創出する実証実験主催イベントを橘公園にて行います。

「チョイソコかわさき」登録会も連動開催予定です。

≪開催日時(掲載時点)≫

12月13日(土)

(詳細は特設ページにてご案内予定)

※特設ページはイベント開催前に掲載いたします。

■地域イベントとの連携

橘公園にて開催される地域イベントに、MobiSt.の広報告知を目的としたブース出展ならびに「モビリティ試乗会」等を連携開催します。

近隣住民や関係者への周知広報の活動として実施します。

オープニング記者発表会(2025年12月3日)

オープニングセレモニーとしまして、記者発表会を開催いたします。

<開催概要>

日時: 2025年12月3日(水)9:30~10:30

会場: 橘公園「MobiSt. 川崎・橘公園」

主催: 株式会社アットヨコハマ、川崎市

内容: 挨拶、事業概要説明、モビリティ利用方法説明 ほか

ご参加を希望される方は、下段「視察・お問い合わせ」までご連絡いただきます様、よろしくお願いいたします。

アットヨコハマが目指すモビリティハブステーション(MobiSt.)構想

モビリティハブ(概要ページ)

■事業性を兼ね備えた持続可能なMobiSt.モデル

観光地ではオーバーツーリズム問題が表面化する一方、人手不足によるバスの減便が進む環境下、それぞれの地域のニーズに即したモビリティハブステーションの横展開が求められる。横展開を実現するためには、事業性(採算性)を兼ね備えたMobiSt.でなければならないことから、無人でも効果を発揮するMobiSt.の機能を追い求めていきます。

■モビリティ(移動する手段)と併設する情報発信拠点(移動する目的づくり)

モビリティ(移動する手段)を配置するだけでは、地域ニーズ(地域課題)の解決に直結しないことから、“移動する手段”と“移動する目的”を併設させた情報発信拠点を目指していきます。

■自社保有の観光WEBサイト「アットヨコハマ」との連動(情報発信・広報告知・モビリティ連携・回遊施策)

一般的なMaaS施策は、サービスの認知を高める点に課題を抱えているケースが散見されます。

自社保有の観光WEBサイト「アットヨコハマ」に有しているMaaSプラットフォームとしての機能と連動した取組みを実施します。

・自社で運営する観光WEBサイト「アットヨコハマ」の豊富なコンテンツを活用した情報発信

・「アットヨコハマ」の強力な集客力(月間平均約20万PV、約10万UU※2025年10月時点)を活かした広報告知

・WEBサイト「アットヨコハマ」をプラットフォームとしてモビリティサービス連携

・WEBサイト「アットヨコハマ」のスタンプラリー機能等を活用した地域回遊施策の実施

(株式会社アットヨコハマにて作成 無断転用禁止)

運営事業者について

アットヨコハマロゴ(カラー)

株式会社アットヨコハマ

https://www.at-yokohama.net

横浜都心臨海部の商店街、自治体および企業と連携して、地域の店舗、イベントなどのスポット情報を掲載し、地元事業者ならではの神奈川・横浜の多彩な魅力を発信。

(神奈川県オールトヨタ販売店が運営)

視察・お問い合わせ

本実証実験は、「無人」で実施しております。

ご視察の際は、下記お問い合わせフォームへ事前にご連絡をいただきます様、よろしくお願いいたします。

 

視察や取材のご希望、実証実験に関するお問い合わせは、下記リンクよりお願いいたします。

⇒お問い合わせフォームはこちら

 

なお、直前のご連絡、年末年始や休業日でのご視察に関しては、

ご同席できないこともございますこと、予めご容赦いただきます様、よろしくお願いいたします。

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