元町ショッピングストリート
横浜開港当時、外国人御用達の店が集まって発達した元町ショッピングストリート。 1970年代に流行した横浜元町が発祥の「ハマトラ」(横浜トラディショナル)というファッションスタイルを生み出した商店街でもあります。「ハマトラ」三種の神器と呼ばれていた「フクゾー洋品店」の洋服、「ミハマ」の靴、「キタムラ」のバッグをはじめ、全長600mのメインストリートには地元の人も通い続ける上質な商品を扱う名店が軒を連ねます。
横浜開港当時、外国人御用達の店が集まって発達した元町ショッピングストリート。 1970年代に流行した横浜元町が発祥の「ハマトラ」(横浜トラディショナル)というファッションスタイルを生み出した商店街でもあります。「ハマトラ」三種の神器と呼ばれていた「フクゾー洋品店」の洋服、「ミハマ」の靴、「キタムラ」のバッグをはじめ、全長600mのメインストリートには地元の人も通い続ける上質な商品を扱う名店が軒を連ねます。
古い洋館を改装した1年中クリスマスの店。扉を開けるとそこはもうワクワクの空間。置物、オーナメント、雑貨等たくさんの商品が足元から天井まで所狭しと並んでいる。きっと誰もがクリスマスが待ち遠しくなるはず。
収集家である北原照久氏が、収集したブリキのおもちゃを展示する博物館を作ろうと、古い洋館を改装して昭和61年(1986)にオープン。館内は入口がミュージアムショップ、奥が博物館となっている。コレクションは、明治〜昭和(1890〜1960年代)に日本で作られたものを中心に、ブリキ製の人形、車、飛行機などさまざまなものが揃い、ガラスケースにぎっしり展示されている。
「世界的な桜の名所」と聞いて、ワシントンの桜並木を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。明治時代、ワシントン・ポトマック河畔へ日本から3000本の桜が贈られ、「日米友好の桜」として大変喜ばれました。その実現に尽力したアメリカ人女性が、エリザ・シドモアです。ポトマック河畔の桜が1991年(平成3年)に日本へ里帰りを果たし、彼女が眠る横浜山手外国人墓地に植樹され「シドモア桜」と呼ばれています。今から100年以上前に、日本からワシントンへ渡った桜。その歴史的なDNAを受け継いでいるのが「シドモア桜」なのです。
創業100年を越える老舗。絹輸出業が近沢レース店の前身。大正12年(1923)に外国人向けのリネンストアとして開店。昭和26年(1951)に近沢レース店の名で営業を始めた。レースの優雅さ、刺繍の優美さを活かした商品が並ぶ。
外国人居留地として横浜開港の歴史を見守ってきた横浜山手。山手エリアには「外交官の家」や「ベーリック・ホール」、「ブラフ18番館」など、7つの西洋館がどれも入場無料で見学することができます。
横浜・元町エリアと洋館などが立ち並ぶ山手エリアの中間に位置する、生ハチミツを使ったクレープが食べられる専門店。できるだけ体にやさしい素材を使っており、年配から小さな子供まで、安心して食べられる。
明治18年(1885)、居留民の手で建設され、日本初のシェイクスピア劇を上演した西洋式劇場ゲーテ座の跡地にある博物館。昭和55年(1980)、学校法人岩崎学園が創立50周年を記念して開設した。服装史やアールヌーボーのガラス工芸、装飾画家ミュシャの作品など、ゲーテ座資料を展示。鹿鳴館時代をはじめ、様々な時代のドレスで記念撮影(料金:2000円〜、時間:10〜17時)もできる。所要20分。
横浜を一望する高台の喫茶店。天然素材を使った手作りのケーキ500円〜は常時10種以上。いずれも紅茶に合う素朴な甘さ。初夏から夏に登場する新茶のダージリンティー850円は、豊かな香りが魅力の貴重な茶葉だ。
明治〜大正時代の横浜を今に伝える資料館。明治42年(1909)、和洋併設型住宅として建てられた中澤邸の洋館部分を、昭和52年(1977)に移築。開港当時の様子を描いた横濱浮世絵、マンガの原型・ポンチ絵、ギヤマン、オルガン、蓄音機や外国人墓地全景の150分の1模型を解説付きで展示している。開港当時の生活を伝える家具・ガラス食器などのコレクションも豊富だ。山手変遷誌1620円など受付で販売。所要20分。
山手公園内にあり、日本におけるテニスの歴史を展示。木造2階建ての1階が展示室、2階は事務所。1870年代のテニス用品、テニスウエアなどが並ぶ。所要20分。
横浜・元町生まれの老舗ジュエリーブランド「STAR JEWELRY」直営のカフェ&ショコラティエ。白を基調とした洗練された店内はおしゃれな雰囲気。テラス席もあり、こちらはペットもOK。店内ではボンボンショコラ(1粒275円)をはじめとしたスイーツやドリンクが味わえる。ランチには、地場野菜をたっぷり使ったサラダやサンドウィッチを。テイクアウトには本物のジュエリーとリンクしたデザインのショコラ、「ミステリアスハート&ダイヤモンド」1512円が人気。
明治14年(1881)創業の英国風の紳士洋品専門店。米軍基地の士官が愛称として呼んでいた名称がそのまま店名となった。オリジナル商品は流行にとらわれないベイシックなデザイン。Yシャツ8800円〜。
明治21年(1888)創業の、横浜一の歴史を誇るパン屋。初代がイギリス人から直接修得した技術は今に受け継がれており、特にイギリスパンの味には定評がある。イングランド360円、シナモンレーズン430円、アップルパイ190円などが人気。昔からのファンも多く、焼き上がり時間は混雑する。
2023年4月にオープンした、港の見える丘公園の奥にたたずむ鮨喫茶。文学をテーマにした個性豊かな鮨メニューや喫茶メニューが揃う。
昭和33年(1958)に横浜港利用の外国人向けスーパーとして開業。輸入食材が豊富にそろう高質スーパーマーケット。買物途中に休憩できるカフェも併設する。ロゴ入りのオリジナルエコバッグは1970年代から愛されるロングセラー品。
山手外国人墓地の隣り、山手本通り沿いの斜面に広がる公園。中央にはプール、緑の中に遊歩道や階段がめぐり、春には桜が美しい。明治初期には、この一帯から湧き出る天然水が外国船の飲料水として売られたため、「ジェラールの支工場と水屋敷跡」としても有名。フランス人ジェラールが初めて焼いた西洋瓦の記念碑や、ほかにもいくつか記念碑がある。山手80番館遺構は、関東大震災で崩れた横浜で唯一の震災前の外国人住宅の遺構。この他に「エリスマン邸」、「ベーリック・ホール」、「山手34番館」が見学できる。
1928年(昭和3年)横浜馬車道で創業した「キャラバンコーヒー」が運営するコーヒー専門店。横浜元町店は1972年(昭和47年)に開店、2022年(令和4年)で50周年を迎えました。自社焙煎工場から直送される新鮮なコーヒー豆を常時約15種類取扱い、挽きたての豆でハンドドリップしたコーヒーを提供しています。また、散策のおともにテイクアウトのご利用も可能です。
「レストランの味をご家庭で」をコンセプトに、厳選こだわりの洋菓子を販売。その中でも「横濱煉瓦」は横浜元町で作られていた煉瓦に見立てた横濱元町霧笛楼自慢のベストセラー。焼き立てのチョコレートケーキにクルミソースをたっぷり染み込ませしっとり濃厚な味わいに仕上げたフォンダンショコラ。小箱に入っているのでお配り菓子に最適です。
明治15年(1882)創業のオリジナルバッグ専門店。「やさしさ、かわいらしさ、上品さ」をキーワードに、物づくりの全ての要素にこだわり企画・デザイン・製作をしている。元町本店1階は、レディースバッグや財布などの小物を。2階は、クロコダイル革を使用した商品と、季節に合わせた洋服を展開している。また元町商店街には、婦人衣料とシューズを扱う元町三丁目店、メンズアイテムを扱うキタムラメンズショップもあり、トータルコーディネートを提案している。
江戸浮世絵をはじめ、明治・大正・昭和から現代の作家に至るまでの木版画を販売する専門店。店内には安藤広重や喜多川歌磨など著名な浮世絵師の作品や、川瀬巴水や吉田遠志等の作品を取り揃える。また、横浜の土産に最適なオリジナルポストカードなども各種取り揃えている。
山手イタリア山庭園にあるアメリカン・ヴィクトリアン調の洋館。ニューヨーク総領事などを務めた明治政府の外交官内田定槌氏が住んでいた。食堂、客間、書斎、寝室など、当時の様子を忠実に再現している。山手イタリア山庭園の風景を望む休憩コーナーもある。
幕末から横浜に居留したフランス人ジェラールが経営した、山手の谷戸に湧く良質の湧水を船舶に供給する給水業のための施設で、天井はいわゆる防火床、フランス瓦の製造施設などとともに「水屋敷」と呼ばれ、親しまれていました。煉瓦造で、明治10年代に造られました。昭和5年につくられた元町公園の一角にあり、ポケットパーク的に整備され、公開されています。背後の丘陵上(山手)には元町公園があり、市指定有形文化財(横浜地方気象台や旧英国総領事公邸)、市認定歴史的建造物(カトリック山手教会聖堂、ベーリックホールほか)等、多数の近代建造物が所在しています。
横浜元町商店街の路地に入ったところにある、「NAMAプリン」や「しょうゆパン」で知られる店。フレンチ料理人の六川シェフが創り出したNAMAプリンは、コトブキ園の恵壽卵のおいしさを楽しめる逸品。自分でミルクムースに卵黄をのせ、ほろ苦いキャラメルソースをかけて食べるという「元祖!NAMAプリン」をはじめ、「究極のたまごかけご飯」や「NAMAプリン ちゅ〜くり〜む」などどれもおすすめ。こだわりの甘露醤油のモロミを生地に練り込んで焼き上げたしょうゆパンは、ほのかな醤油の香りともっちり感がたまらない。