cafe vivement dimanche
「ディモンシュ」の愛称で知られる鎌倉カフェ文化の先駆け店。オーダーが入ってから自家焙煎の豆を挽き、ペーパードリップで淹れる至極の一杯は、おかわりもOK。自家製プリンが丸ごとのった9層の「プリンパフェ」や、コク深いコーヒー氷の入った「カフェ グラッセ」など、魅力的なメニューが揃う。
「ディモンシュ」の愛称で知られる鎌倉カフェ文化の先駆け店。オーダーが入ってから自家焙煎の豆を挽き、ペーパードリップで淹れる至極の一杯は、おかわりもOK。自家製プリンが丸ごとのった9層の「プリンパフェ」や、コク深いコーヒー氷の入った「カフェ グラッセ」など、魅力的なメニューが揃う。
新鮮なネタと、自家製醤油を使うなど料理への意気込みが感じられる地元でも人気のすし店。おすすめは特上ちらし3960円、特上にぎり3960円。10数種の魚介類が山盛りの一の重と酢飯に海苔、ゴマ、錦糸玉子がのった二の重でボリュームもあり、見た目にも鮮やかだ。上ちらし2970円、上にぎり2970円。鎌倉在住の日本画家・大久保楓江[おおくぼふうこう]氏が月替わりで描く、草花の箸袋も喜ばれている。
イタリア人シェフが昔ながらの製法を守って無添加で作るジェラート。タヒチ産バニラビーンズ、モディカチョコレート等の最高級の素材にこだわった一品一品は食感もその濃厚な味わいも他店とは一線を画している。特筆すべきは、イタリアから直接仕入れたヘーゼルナッツ・アーモンド・ピスタチオ等のナッツ類を使ったジェラート。今では本場イタリアでもなかなか出会えなくなった本格的なイタリアの味が数多く揃う。
名物のどら焼は店頭で実演販売。ふっくら焼き上げた皮に北海道産小豆の自家製餡がたっぷり入り絶妙なバランス。季節によって「イチゴどら焼き」「どら焼きソフト」「アイスどら焼き」なども味わえる。長谷観音交差点そばにある本店の塩大福170円も人気。
鎌倉を代表するフレンチの名店。魚介類は相模湾、肉は各地方の和牛やフランス直輸入のものといったように吟味した食材で、旬を生かした料理が味わえる。ランチコース2500円〜、ディナーコース4000円〜。ワインも多数揃う。昼のランチコースはクレジットカードの使用不可。
1枚1枚店頭で焼き上げる手焼きせんべい屋。有機生醤油に浸したせんべいは香ばしいいい香りが。焼きたて1枚を購入するもよし、土産用に袋詰めを買うもよし。
ホームに降りたつとすぐに空と海に目を支配される。視界をさえぎるものが無いので、隅々まで風景を堪能できる。よく晴れた日には、西の山あいから富士山が顔をのぞかせ、訪れた旅人を歓迎する。
800年の歴史を誇る鎌倉彫は、国から伝統工芸品の指定を受け、その堅牢さは100年間の保証書をつけた程、丁寧に作られている。鎌倉彫資料館では、室町時代から現代にかけての名品約50点を展示。鎌倉彫の歴史と製作工程のビデオ(10分)を随時放映している。本物の鎌倉彫の素晴らしさにふれてみよう。常設展入館大人300円、小・中学生150円。彫刻体験(所要2時間、要予約)もあり。
長寿寺の横を入っていく細い坂道で鎌倉七切通のひとつ。山ノ内と扇ガ谷を結ぶとともに鎌倉から武蔵方面へ通じる重要な往還だった。切り立つ崖に往時の面影を偲ぶことができる。車が通らないので、散策をのんびり楽しめるのがいい。ヤマアジサイやイワタバコも見られる。
鎌倉七切通しのひとつで坂ノ下と極楽寺を結ぶ。極楽寺の開山忍性菩薩が切り開いたという。新田義貞の鎌倉攻めでは、この切通しを巡って激しい攻防戦が繰り広げられた。
膨張剤を使わず、卵の力のみでふんわりと焼き上げるシフォンケーキの専門店。国産にこだわった小麦をはじめ、厳選素材ならではの自然な風味が魅力。1カット292円、1ホール1750円。店頭には日替りで6〜8種類並ぶ。
江戸時代に尾張徳川家に茶菓子として献上されていた生ようかんを伝承したあがり羊羹[ようかん]1本1404円で知られる。水ようかんや蒸しようかんでもない独特のなめらかな食感は、冷やして食べると一段とおいしい。北海道十勝産の上質の小豆を使い、さっぱりとした甘さに仕上げている。売り切れることが多いので予約しておくとよい。菊最中216円も人気。
常時ワイン専門スタッフがいるので何でも気軽に相談できる。また、電話でワインの注文もできるので自宅用や贈答用にもぜひ利用したい。
「源頼朝の墓」から徒歩30秒ほどに位置する蕎麦屋。産地の違う十割蕎麦の食べ比べと天然大海老天ぷらが人気。ガツンと鰹の利いた出汁と手間のかかった返しの濃厚な冷汁で味わいたい。
古都鎌倉をイメージした店内には、長く使うことができる、丈夫でシンプルな革製品が並ぶ。職人の温もりが伝わってくる多くの製品の中で人気なのは、男女兼用で使えるトーンオイルヌメシリーズ。
『立正安国論[りっしょうあんこくろん]』を唱えて幕府に捕えられた日蓮が文永8年(1271)、龍ノ口刑場に連行される途中、この地の松の木に自分の袈裟を掛けたという。今は石碑のみが立つ。
小豆たっぷりのおしるこが自慢のこぢんまりとした甘味処。北海道の大納言を使用し、粒を残して丹念に煮つめた田舎しるこ700円の素朴な味わいは、創業以来変わっていない。あんみつ、みつまめ(各550円)の蜜、カンテンも手作り。
北鎌倉駅のすぐ隣にある本格懐石料理店。月毎にコース内容が変わり、旬の厳選素材を存分に堪能できる。数奇屋造りの瀟洒な店内からは、円覚寺の白鷺池が一望できる。昼4200円〜。夜6000円〜。
建長5年(1253)、安房(千葉県)から鎌倉に来た日蓮聖人が初めて御小庵を結んだところで、延文2年(1357)、護良[もりなが]親王の子・日叡[にちえい]上人が草庵跡に寺を創建した。境内には本堂、法華堂、御小庵跡、護良親王墓、日叡上人墓などがある。美しい苔の石段(通行不可)があり、鎌倉の苔寺として有名だ。
鎌倉プリンスホテルの裏手にある和食店。鎌倉野菜と地魚を使った料理がメインで、ばらちらし1600円、あじのづけ丼1300円、釜あげしらす丼1300円、たこまぶし1300円。ほかに海鮮サラダ1650円、地魚お造り盛合せ1620円〜なども。土・日曜、祝日は要予約。乳幼児不可。
軟らかくてジューシーなカツが味わえると横須賀では知られた老舗。先代が考案したというカツカレーを横須賀のカレーブームに合わせて再現したところ、大人気となっている。揚げ立てサクサクのジューシーなカツにカレーのルーがからまり、絶妙なハーモニーだ。ボリューム満点で、食べごたえも十分だ。ひれカツ定食1650円、揚げたてカツカレー1350円。
昭和22年(1947)に完成した相模ダムによって、相模川がせき止められてできた人造湖。南岸の石老山[せきろうざん]がひときわ大きく眺められる。東岸の県立相模湖公園は見事な桜並木があることで知られており、春になると桜の花見客で賑わう。湖上には、クジラ、スワンといった形の遊覧船や足漕ぎボートなどが浮かび、家族連れに人気。また釣りのスポットとしても有名で、ヘラブナ、ブラックバス、冬はワカサギが釣れる。8月1日に行われるさがみ湖湖上祭では、全長500mのナイアガラをはじめ、打ち上げ花火も迫力がある。
昭和40年(1965)、城山ダムの完成によりできた人造湖。湖の周囲は約20kmで、城山ダムの脇には展望台があり、東側の湖岸には流水を生かした水の苑地と、湖底に沈んだ村の生活を伝える津久井湖記念館がある。また、南の湖岸には花の苑地のほか、特産品や地場野菜を販売する津久井湖観光センターがある。湖の南にそびえる城山は、鎌倉〜戦国時代に津久井城があったところで、ハイキングコースが整備されている。
大師公園の中にある中国式公園。瀋秀園とは、中国・瀋陽市のすばらしい景色を集めた庭園という意味で、川崎市と瀋陽市との友好都市提携5周年を記念して、昭和62年(1987)に造られた。秀湖[しゅうこ]と名づけられた池のほとりには知春亭[ちしゅんてい]、攬翠亭[らんすいてい]などの建物が点在する。蓮の池や柳の緑、瑠璃瓦[るりがわら]の屋根、流れ落ちる滝など、風雅な古典庭園の様式が再現されている。