安房崎
島の東側一帯に広がる神奈川県立城ケ島公園の先端に位置する。展望台からは青い海と大きな空が広がる360度の大パノラマが楽しめる。
島の東側一帯に広がる神奈川県立城ケ島公園の先端に位置する。展望台からは青い海と大きな空が広がる360度の大パノラマが楽しめる。
冷凍マグロのほか、海藻類や味噌漬・粕漬などの加工品の直販が中心。
隣接のまるいち魚店で朝獲れの魚を選び、刺身はもちろん、塩焼きや煮付けに調理して、食事を楽しめる。そして店内のおまかせの盛り合わせ、定食もおすすめ。
城ケ島の東部一帯を占める面積約14万6000平方mの自然公園。駐車場を抜けると松林が続き、さらにハチジョウススキ野原が広がる。東端の崖下は荒磯で、遠く房総半島や、剱崎方面が一望できる。園内には各種の植物が自然のままに保たれている。特に夏のガクアジサイ、冬の水仙は美しい。島の南側、赤羽根海岸の絶壁はウミウの生息地として知られ、11〜3月の最盛期には褐色の断崖絶壁に1000羽近いウミウが羽を休める光景を見ることができる。ミシュラングリーンガイド二ッ星に認定。
家庭的な味を大切にするレストラン。トマト・クリーム・デミグラスなどのソースと、採れたての湘南野菜をたっぷり使用。日替わりランチは1100〜2750円の3種類。ディナータイムは本格フレンチが手頃な価格で楽しめ、カジュアルなワンプレートディナー1650円は一番人気。ティータイムの手作りケーキ(チョコ・レモン・洋ナシのタルトなど)セット660円もおすすめだ。
神亀元年(724)に行基によって創建されたといわれる歴史ある寺。
借りたい本の市内宅配サービス(有料)がある。詳しくは図書館に問合せを。
逗子海岸の北西端にある小堂で、徳富蘆花の小説『不如帰[ほととぎす]』の舞台となったところ。もとは浪切不動といわれて漁民の信仰対象だったが、小説がベストセラーになって以来ヒロイン片岡浪子の名前をとって浪子不動とよばれるようになった。すぐ目の前の海上には、不如帰と刻まれた大きな石碑が立つ。文字は蘆花の兄の蘇峰[そほう]が書いた。
白壁と古木を利用した店内にアンティークのイスやテーブルでまとめたインテリア。海沿いのカフェらしいナチュラルな空気感が漂う。スタッフの手仕事が光るランチやスイーツも逸品揃いで、ついつい長居してしまう。
マカロンやカラメルいちじくのガトー、マドレーヌなどのシンプルかつスタイリッシュに仕上げられた焼菓子が多数並ぶ。鎌倉駅西口すぐという便利な場所にあるため、散策の帰り際などに気軽に立ち寄ることができる。
カウンターだけの小さな店だが、地元客のみだけでなく観光客も訪れるピザハウス。キュートな女性オーナーの矢沢氏が伯父さんから引き継いだ伯父さん直伝の四角いピザは、薄すぎず、厚すぎず、ほど良い食感の生地で、デリバリーピザでは決して味わえないテイスト。この味を求めて通う常連も多く、カウンター越しに交わす朗らかな矢沢氏との会話も楽しみ。
奥飛騨の古い民家を移築した建物で、期間ごとの作品展を開催するギャラリー。
三角形に折りたたんだ生地の上にトッピングするオープンタイプのクレープが特徴。トッピングのチョコレートソースやアイスクリームはすべてパティシエによる手作りで、繊細な甘さに仕上げられている。クレープのお供には香り豊かなエスプレッソ420円やカプチーノ530円がおすすめだ。
自家製のそばとうどんはコシが強く喉越しも抜群。カラリと揚げた天ぷらは大ぶりでボリュームも満点。天ざる1200円、カレー南蛮850円、五色天丼1400円、ごはん物に+400円でそばセットができる。
イタリアに姉妹店がある本格的イタリア料理の店で、海を見ながら食事が楽しめる。イカスミスパゲティ1760円。昼のコースはAコース2750円(前菜、パスタ、コーヒー)、Bコース3850円(前菜、パスタ、メイン、コーヒー)、Cコース5000円(前菜、パスタ、肉、魚、コーヒー)で、+660円でデザートが付く。夜のコースはAコース4950円、Bコース6600円、Cコース8800円。2階はコースのみで、土・日曜も予約可能。平日の予約は1・2階ともにOK。
グチという白身の小魚を素材にして、保存料や化学調味料を加えずに練り上げた蒲鉾で評判の店。さっと焼くとごま油の香りがひき立つ小判揚1枚128円。普通のはんぺんとは違って弾力のある、梅花はんぺん1枚156円。
明治37年(1904)創業の老舗和菓子店。鎌倉の象徴でもある大仏が鎮座している姿をモチーフにしたカマクラマンなど、古都鎌倉にちなんだ和菓子作りを信条とし、素朴な味わいに地元からの支持も厚い。
和菓子屋である源吉兆庵が運営する美術館で、日本の器や装飾品を鑑賞することができる。日本を代表する美食家で知られる北大路魯山人の作品である食器や書画を集めていることでも知られ、作品を約30点常設展示している。その他、鎌倉の美しい四季の移ろいに合わせ、年4回の企画展も開催している。
和銅年間(708〜715)に、豪族染谷太郎時忠が創建した鎌倉最古といわれる神社。祭神は源義家[よしいえ]の持護といわれる天照大御神[あまてらすおおみかみ]。境内はうっそうとした樹木に包まれ、現在は長谷地区の鎮守様として親しまれている。
開店から17時までのメニューは穴子ちらしのみ。絶妙な炊き上がりの穴子、酢飯の上にのる錦糸卵とキュウリのハーモニーは専門店ならではの納得の味わいだ。17時〜の夜の部は店主が釣った地魚料理がメイン。
七里ケ浜と腰越港の間に突き出した小動岬の一角に立つ腰越の鎮守。源平合戦で活躍した佐々木盛綱[もりつな]が、文治年間(1185〜90)に近江の八王子宮を勧請したのが始まり。新田義貞の鎌倉攻めではここで戦勝祈願をしたという。明治の神仏分離令で小動神社と改称した。岬の名前は、かつてこの地にあった松の木が風もないのに枝をふるわせ、美しい音色を響かせていたことから小動の名がついたといわれる。展望台からは腰越港を眼下に右に江の島、正面に伊豆大島などを望み、みごとな眺望が広がる。また展望台下の岩礁は、昭和5年(1930)に当時帝大生だった作家太宰治が心中事件を起こしたところ。
鎌倉時代末期の幕府ご用達の刀匠、五郎入道正宗の伝統の技を受け継ぐ24代目・山村綱廣[つなひろ]氏が店主。現在も刀剣の製造をしている。切れ味鮮やかな出刃包丁1万7500円、牛刀1万1300円、花バサミ6600円、切り出し小刀4000円〜など。
弘仁10年(819)に弘法大師空海が開いた寺。本尊の弘法大師像(重要文化財)は鎖大師[くさりだいし]とよばれ、両足の関節が動くようになっている裸形着装像。公開は1月21日・4月の第3土曜と8月16日、12月21・31日。静かな境内には薮内佐斗司の五輪塔童子が立つ。
主に北海道産、長野県産(蓼科)の上質なそばの実を使用。自家製粉のそば粉で打った手打ちそばが味わえる。おすすめは、細打ちのそばの上に大根おろしと揚げ玉、大葉、三つ葉、ゆずなどの具を乗せたこ寿々そば1180円と、辛味大根を使った辛味おろしそば1100円。わらび餅600円も人気(土産用1296円、992円、432円)。