彫刻の森美術館の展示場。100点以上の彫刻作品が点在する。一番のみどころは、ヘンリー・ムーア・コレクション。20世紀を代表する彫刻家である彼の代表的な作品、『横たわる像:アーチ状の足』『母と子:台座』などを公開。「彫刻を鑑賞するのには野外以上にふさわしいものはない」と語ったムーアの作品は、緑の中でひときわその存在感を示し、見応え充分。ニキ・ド・サン・ファールの『ミス・ブラック・パワー』には圧倒される。なかでもガブリエル・ロアール作のステンドグラスのタワー『幸せをよぶシンフォニー彫刻』は内側から見る光の反射が見事。
元箱根から恩賜箱根公園まで約500m続く、箱根旧街道の杉並木。約400本もの杉が連なり、夏の強い日差しや冬の寒風から旅人を守った。樹齢は370年ほどで、なかには幹回り4mの大木も。滝廉太郎の『箱根八里』に「昼なお暗き」と歌われた。杉並木の間から芦ノ湖に映る、さかさ富士もみどころの一つだ。
自家製タルタルソースと13本前後のワカサギフライが付く定食や、さらっと食べられるそば、うどんまで、メニューの幅は広い。
早雲寺から旧東海道を畑宿方向に向かう左手にある。歌舞伎の仇討ち物で知られる曽我兄弟ゆかりの寺。境内には、兄弟が力だめしをしたと伝わる槍突石も残る。養和元年(1181)に建てられた地蔵堂が前身で、箱根越えの無事を願った人々の地蔵信仰に端を発したものといわれている。一時期荒廃したが寛永3年(1626)に再興。しかし、慶応4年(1868)に明治維新の兵火にあってそのほとんどを焼失した。幸い、曽我兄弟化粧の地蔵2体は難を逃れ、現在も裏山の曽我堂(春・秋の彼岸に公開)に祭られている。弟の五郎の地蔵は鎌倉時代の作で、県の重要文化財。4月上旬には境内に大きく枝を張る枝垂れ桜も見ごろとなる。
強羅公園坂に立つ、強羅もち10個1100円〜のみを販売する老舗和菓子舗。軟らかい求肥に細かく刻んだ練り羊羹が入り、リズムのいい食感がたまらない。手作りのため生産数に限りがあるので、確実に購入したいなら事前予約がベター。
腰付き弁当や袖合羽[そでがっぱ]、山駕篭[やまかご]など江戸時代の旅の装束や道具などを展示している。特に、甘酒茶屋の赤穂浪士討ち入りにまつわるエピソードを再現するコーナーは必見。赤穂浪士の神崎与五郎が甘酒茶屋で休憩中、馬喰に因縁をつけられたが、討ち入りを前に騒ぎは起こせず、詫証文を書いたというもの。箱根八里のイラストパネルや江戸時代の旅用品などを紹介するコーナーもある。所要15分。
国道1号の一ノ鳥居近くの湖畔にあり、鎌倉時代から江戸時代にかけて祭られた地蔵や石塔、五輪塔などが立ち並ぶ。地蔵菩薩は地獄まで手を差し伸べて人々を救うという、かつて盛んだった地蔵信仰を物語る史跡だ。交通手段が限られていた時代、箱根は旅人にとって難所であったため、旅人はここで手を合せて道中の無事を願った。
葉山一色にあるクラシックな洋菓子店。店内にはアンティークな調度品が配されたカフェスペースも併設し、優雅なひとときを過ごせる。小物は130〜540円、飲み物は530〜600円。
葉山町と横須賀市との境に突き出た細長い岬で、崖下一帯は荒磯と砂浜が広がる。江の島や伊豆大島などを一望でき、夕日の美しさでも定評がある。
三崎漁港の町中にある、昭和27年(1952)創業の割烹料理店。海浜割烹というだけに、マグロは地元の天然物のさまざまな部位を、刺身はもちろんタタキ、山かけ、立田あげ、塩焼きなど、多彩な調理法で提供。さらに良心的な価格で味わえるのもうれしい。まぐろぶつぎりやまぐろカマ肉塩焼きなどの一品料理のほか、おすすめはまぐろねぎトロ丼2860円。
映画『男はつらいよ』のほかドラマの撮影にも利用されたこともある、景色のよさと鮮度抜群の地魚を使用した料理が評判の店。海の景色はもちろんのこと、夕日に染まる富士山を眺めながら味わう食事は格別の味わい。
江島神社に属し、仁寿3年(853)に慈覚大師が創建し、祭神は市寸島比売命[いちきしまひめのみこと]。現在の社殿は元禄2年(1689)に再建された。上ノ宮ともいう。
観光客で賑わう長谷通りの喧噪とは無縁の、住宅街の一画に佇むカフェ。自宅のリビングを改装したスペースの店内は、まるで友人の家で寛いでいるような居心地だ。季節替わりのホームメイドスイーツは優しい味わいが印象的。
アメリカ西海岸の雰囲気をイメージした開放感あふれるデリ。かつてフレンチシェフだったオーナーが作る温冷の惣菜が日替わりで10〜13種類登場し、好みの数種類をチョイスしてランチボックスに。イートインやテラス席も用意されている。
店名はベトナムの素朴なソンベ焼に由来する。ベトナムの空気感をイメージしたという店内は、東南アジアの雑貨や世界各地のユーズド家具を配した和みの空間。
成就院向かいの小道を上がった高台にある、一軒家カフェ&雑貨店。1階が雑貨と洋服、2階がカフェ。ランチはドリンクとセットで1500円〜。
鎚[つち]で銅板を叩いたり、伸ばしたりして作る鎚起[ついき]銅器の専門店。銅特有の色合いが美しく、使うほどに深い味わいが出る。茶箕1430円〜、カップ4840円〜、ぐい呑5060円〜など。
長谷寺内にあり、観音堂へ上る参道脇ある御堂。現在の堂宇は平成15年(2003)の再建で、扇垂木の屋根が特徴だ。安置されている地蔵尊もその時に造立されたもので、福壽地蔵と呼ばれ子安・繁栄のご利益があるといわれている。御堂背後にぎっしりと並んでいる高さ20cmほどの千体地蔵が壮観。
明月院の参道にある和風喫茶。中華まんじゅう風の柔らかい皮の中に、栗餡が入ったうさぎまんじゅうが有名。セイロで蒸したホカホカのできたてが食べられる。あずき餡入りよもぎだんごと抹茶付きセット800円。コーヒー(または紅茶)とのセット750円や、冷たい抹茶とのセット900円もある。
昭和9年(1934)年創業。鎌倉初の高級中国料理の伝統の味を守る店。大佛次郎『敗戦日記』では鎌倉文士たちの集会場として頻繁に利用されたと記されている。えびそばや文豪たちも土産として愛用した名物・花シュウマイも美味しく健在。
各地の養蜂家から直接取り寄せたはちみつが並ぶ専門店。土産に好評な50g入りサイズは540円。
旬の地野菜を素材に選び、季節その他の要素で常に内容が変化する鎌倉野菜の旨みをスパイスの効いたスープカリーで最大限に引き出している。鎌倉野菜のスープカリーセット1600円。
逗子トンネル近くにある鎌倉七切通しのひとつ。鎌倉と三浦方面を結ぶ鎌倉時代の要路であった。岩を削って造られた道で往時の面影を偲ぶことができる。
葉山ホテル音羽ノ森のメインダイニング。テーブルに着けば見渡す限りの海景色が広がり、南仏のリゾート地を思わせる。ここで味わえるのは地元の素材を生かしたフランス料理だ。相模湾で水揚げされた魚介を使い、三浦半島で収穫されたみずみずしい野菜が彩りを添える。