杉本寺

境内は多数の奉納のぼりが林立する独特の景観
かやぶき屋根の本堂
坂東[ばんどう]三十三観音霊場の第一番礼所で、天平6年(734)に光明[こうみょう]皇后の発願で創建されたという鎌倉最古の天台宗の寺。茅葺きの仁王門をぬけると、奉納された幟[のぼり]が両側にずらりと立ち並ぶ苔の階段がある。その脇の階段をあがっていくと、茅葺き、寄棟造の本堂があり、本尊の3体の十一面観音像が安置されている。3体のうち中央は円仁[えんにん]作、右側は源信[げんしん]作と伝えられ、国の重要文化財に指定されている。この観音は火難の際、自分で大杉の根本まで避難したといわれ、杉本観音と親しまれている。

基本情報

住所

神奈川県鎌倉市二階堂903

アクセス

公共交通機関の場合: JR鎌倉駅東口→京浜急行バス金沢八景駅・鎌倉霊園正面前太刀洗・ハイランド循環行きで7分、バス停:杉本観音下車、徒歩すぐ 車の場合: 横浜横須賀道路朝比奈ICから県道204号経由4km6分

電話番号

0467-22-3463

営業時間

9〜16時

休日

無休

利用料金

拝観300円

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