牛頭山 妙法寺

弘仁元年(810)に弘法大師が日本武尊の伝説の残るこの地を訪れ、祠を建てたのが開創とされる。文和元年(1352)に日蓮宗に改宗。境内のすぐそばには神奈川の名木百選のビャクシンがそびえる。旧領主・間宮家の菩提寺であり、間宮信繁は梅の植樹を推奨し、のちに杉田梅林として知られるようになった。その数は3万株以上になり、佐藤一斎『杉田村観梅記』や清水浜臣『杉田日記』で紹介され、江戸にも知られた梅の名所として多くの観梅客や文人墨客が訪れた。初代歌川広重は「武州杉田の梅林」にて当時の観梅の様子を描いており、明治には英照皇太后・昭憲皇太后が観梅に訪れ、現在でもその名残が見られる。

基本情報

住所

神奈川県横浜市磯子区杉田5-3-15

アクセス

公共交通機関の場合: JR新杉田駅→徒歩15分 車の場合: 首都高速杉田出入口から3分。または横浜横須賀道路港南台ICから5分

電話番号

045-774-3776

営業時間

8時〜日没

休日

無休

利用料金

境内自由

駐車場

収容台数: 15

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