大阪在住・韓国出身のライターが、はじめての横浜中華街を1日かけて歩きました。横濱媽祖廟での参拝作法、叉焼メロンパンや大籠包の食べ歩き、中華街名物の占い、横浜大世界でのおみやげ探しまで。神戸・南京町との違いも交えながら、関西から訪れる人向けに初日の回り方を紹介します。
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皆さんはじめまして! 大阪・関西の情報サイト「MAIDO。」を運営している尹と申します。
このたび縁あって、横浜に遊びに来させていただきました。
私は韓国から大阪へ移り住み、関西のさまざまな観光スポットやグルメを体験してきたのですが、横浜は初めて。韓国にも大阪にもない体験ができると、朝からずっとそわそわしています。
しかも今回は、神奈川・横浜の観光サイト「アットヨコハマ」の制作メンバーの皆さんに案内していただける贅沢な1日。「関西から来た人間の目に、横浜はどう映るのか」を軸にレポートしていきます。
それでは、はじめての横浜観光へ☆ 今回は前編です!
※記事で紹介している金額はすべて税込みです。
※掲載情報は2026年8月のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
結論から言うと、関西から横浜は日帰りで十分楽しめる距離でした。
新大阪から新幹線と在来線を乗り継いで約2時間半です。大好きな車で行くことも考えたのですが、今回は現地の滞在時間を少しでも長く確保したかったので新幹線をセレクトしました。体感的にはそれほど長い移動ではありませんでした。
とまあ、「横浜=遠い」という関西人特有の思い込みは、この時点であっさり崩れてしまいました☺
前置きが長くなってしまいましたが、横浜駅でアットヨコハマの制作メンバーの皆さんと合流。そこから最初の目的地である横浜中華街へ移動しました。
みなとみらい線の元町・中華街駅で下車し、1番出口から地上へ。すると目の前に「中華街」の文字を掲げた門(牌楼)が建っていました。
(横浜中華街の東の入口・朝陽門を交差点の対岸から見上げた様子)
すごく立派! 門がかなり大きいので、全体を写真に収めるなら信号を渡らずに撮るのがコツだそうです。
それにしても絢爛豪華な門には、否応なしに目を奪われてしまいます。到着して間もないというのに、私の期待感はいきなりMAX状態です!
この門は「朝陽門」といって、日の出を迎える門。なお、中華街には中国古来の風水思想に基づき、守護神が街を邪から守る門が東西南北に設置されています。
l 東:朝陽門(ちょうようもん)。守護神は青龍神
l 西:延平門(えんぺいもん)。守護神は白虎神
l 南:朱雀門(すざくもん)。守護神は朱雀神
l 北:玄武門(げんぶもん)。守護神は玄武神
それぞれデザインも色も異なるので、時間に余裕があれば4つすべて回ってみるのもおもしろそうです。門を巡るだけでも街の広さが体感できるはず。
さて、朝陽門をくぐって中華街へ。まだ11時前でランチには少し早いため、まずは散策から始めることにしました。
横浜中華街は「食べる街」だと思っていましたが、実際に歩いてみると信仰の場が街の中心にありました。その象徴が「横濱媽祖廟」です。
南門シルクロードという通りに入っていくと、鮮やかな廟が姿を現しました。

(横浜中華街の横濱媽祖廟の色鮮やかな牌楼を見上げた様子)
これはまた立派ですね。
母国の韓国にも、住んでいる大阪にも歴史的な建造物はありますが、中国の建築はまた違った迫力があります。
私の勝手なイメージですが、韓国は上品で華やか、日本は落ち着いた美学、中国は権威と豪華さ。三者三様の美しさがあるように思うのですが、皆さんはどう感じますか?
せっかくなので参拝しましょう!
とはいえ「中国式の参拝ってどうすればいいの??」と、入口の前で思考停止……。
でも安心してください。廟内の方が一つひとつ丁寧に教えてくださるので、作法を知らなくてもまったく問題ありませんでした。
(横濱媽祖廟の香炉に線香を供える)
まずは火をつけた線香を、5つの香炉に1本ずつお供えしていきます。香炉には番号が表示されているので、順番に迷うことはありません。
丁寧に線香を供えたら、3回お辞儀をするのが作法です。
続いて本殿へ。
(極彩色の装飾に彩られた横濱媽祖廟の本殿内部)
これまた極彩色に彩られた、豪華なつくりですね!
(横濱媽祖廟の本殿でひざをついて合掌)
本殿内の拝礼台にひざをついて合掌し、続いてお辞儀。
心の中で自分の生年月日と名前、住所を神様に伝えてから、具体的な願い事をします。「まず自己紹介から」という順序が、日本の神社とも韓国の寺院とも違っていて新鮮でした。
「棒くじ」に挑戦。神様と会話しているような占い体験
おみくじにも挑戦しましょう。「棒くじ」という占いです。
(横濱媽祖廟で棒くじの筒を振る様子)
筒を振ると棒が伸びてきます。
一番伸びた棒を引き、次に神筈(しんばえ)という三日月型の木片を落とします。
このとき、表と表、裏と裏の組み合わせになった場合は、棒くじをやり直すという流れ。
私は3回目にしてようやく表と裏が出ました。
神様に「その番号はやめなさい」「この番号はいいですね」と確認してもらっているような感覚で、これがなかなかドキドキします。
結果は……ヒミツです(>_<)
願いと感謝を込めて金紙を奉納
最後は金紙の奉納を体験しましょう。
本殿から「金亭」へ移動し、神様へ捧げるお金である「金紙」の束をバラしていきます。
(横濱媽祖廟の奉納で使う金紙をバラす様子)
バラし方も現地の方が教えてくださるので安心です。というか、めちゃくちゃきれいにバラしてくれています。
(横濱媽祖廟の金亭に金紙を投じて奉納)
そして「金亭」に金紙を投入。願いと感謝を神様に奉納します。
なお、横濱媽祖廟のご利益は「家内安全」「開運厄除」「健康祈願」「旅の安全」。旅の安全を祈れるのは、遠方から来た身としてはありがたい限りです。
中国の神様に願いが届くといいなぁ!
●横濱媽祖廟
【開廟時間】
9:00~19:00
【住所】
神奈川県横浜市中区山下町 136
関西人にとって中華街といえば神戸・南京町。実際に横浜中華街を歩いて最初に感じたのは、とにかく「広い」ということでした。
神戸の南京町が「ぎゅっと凝縮された楽しさ」だとすれば、横浜中華街は「歩くほど新しい通りが現れる楽しさ」だと感じました。
それでは、横濱媽祖廟を後にして、さらに散策を進めましょう。
(赤と金の装飾が並ぶ横浜中華街のメインストリート)

(中華風の看板と提灯が連なる横浜中華街の通り)
(観光客でにぎわう横浜中華街の街並み)
街中の雰囲気も赤や金を基調にした提灯や装飾でとっても華やか!私のような観光客もたくさんいて、平日にも関わらずお祭りのようです!

(善隣門にて)
善隣門で記念撮影をしました。この門も横浜中華街のシンボル的存在の1つで、夜になるとライトアップもされるそうです!
さて、歩いていると、肉まんや小籠包、北京ダック、中国茶の香りが次々と流れてきます(文字で伝えきれないのが本当に残念)。
お腹もすいてきたので、いよいよ食べ歩きへ!
香港喫茶専門店 西遊記の「叉焼メロンパン」
以前、神戸の南京町で食べ歩きをしてとても楽しかった記憶があり、横浜中華街でも絶対にやりたいと思っていました。
とはいえ、どこに行きましょうか。直感で選ぶのも旅の醍醐味ですが、せっかく隣にアットヨコハマの制作メンバーがいるんです。聞かない手はありません!
そんな流れで訪れたのが「香港喫茶専門店 西遊記」。
香港グルメは日本でとても人気があり、中華街にも多くのお店が軒を連ねています。そんな中、こちらの看板メニュー「叉焼メロンパン(2個580円)」が大ヒットし、横浜中華街でも屈指の人気店になったのだそうです。
(香港喫茶専門店 西遊記の店頭に並ぶ叉焼メロンパンのメニュー看板)
(横浜中華街の西遊記で購入した焼きたての叉焼メロンパン)
運よく、並ばずに買えました!
本場中国のシェフが生地から手づくりしている、ふっくら焼きたての叉焼メロンパンです。
さっそくいただきましょう。
(割ると角切りチャーシューが現れる叉焼メロンパンの断面)
生地を割ってみると、中から角切りのチャーシューが登場!
パイのようなサクサクした食感と、甘じょっぱいチャーシューが絶妙にマッチしています。こんなメロンパン、大阪でも韓国でも食べたことがありません😋
中華街で食べ歩きをするなら、ぜひ味わってほしい逸品です。
【営業時間】
10:00~22:00(L.O.21:30)
【住所】
神奈川県横浜市中区山下町149
開華楼 横浜大世界店の「大籠包」
話題の叉焼メロンパンの次に紹介してもらったのは「開華楼 横浜大世界店」です。
(横浜大世界の1階にある開華楼 横浜大世界店の店頭)
こちらの看板メニューは、小籠包ならぬ「大籠包(650円)」。
そのサイズは直径約10cm! 通常の小籠包の約3倍という、初めて見る大きさです。
(直径約10cmの大籠包のラインアップ)
店頭には「ふかひれあんかけ大籠包(900円)」や「炙りチーズ大籠包(800円)」も並んでいて、そちらにも心がぐぐぅ〜っと惹かれたのですが、そこは横浜中華街の初心者。まずはオーソドックスな大籠包をいただくことにしました。
(金色のストローで大籠包のスープを味わう様子)
いざ実食!
大籠包の楽しみ方は、まず金のストローから肉汁(スープ)をいただくところから。
アツアツのスープは濃厚なのに、後味はすっきり。小籠包のうま味をたっぷり楽しめて、これは嬉しい!
(スプーンで大籠包を食べる様子)
スープを堪能したら、スプーンで本体をいただきます。
つるっとした皮と、うま味たっぷりのお肉をほおばると、口の中が幸せいっぱいに♡
私のセレクトに間違いはなかったです〜!
【営業時間】
平日 10:30~18:00
土日祝 10:00~19:00
【住所】
神奈川県横浜市中区山下町97
参拝も散策も食べ歩きも満喫しましたが、横浜中華街にはもう1つ行きたい場所がありました。それは占いです。
旅行前に「横浜中華街は“占いの街”としても有名だよ〜」と友人からアドバイスをもらっていたのです。確かに中国といえば、風水や四柱推命、易経といった占術のイメージがありますよね。
(横浜中華街の人気占い店「占い館 愛梨」の外観)
到着したのは「占い館 愛梨」。
横浜中華街に3店舗を構える、このエリアを代表する有名店の1つ。名前を知っている人も多いのではないでしょうか。
(縁起物が飾られた占い館 愛梨の店内)
館内には縁起の良いものがたくさん飾られています。入っただけで運気が上がりそうですねー!
今回鑑定してくださったのは瞬姫(みき)先生。
数秘術やタロットをはじめとするさまざまな占術で、次の一歩を踏み出せるアドバイスをしてくれると人気の占い師さんなのだそうです。
(占い館 愛梨の瞬姫先生に鑑定してもらう様子)
鑑定時に伝えた生年月日などをもとに、私がどういう人間なのかを読み解いていきます。
その一つひとつが的確で「なぜ、そんなに僕のことを知ってるのー💦」と驚きの連続です。
(タロットカードを使った鑑定の様子)
仕事や恋愛など、近況や悩みについても占ってもらいました。
さすがに内容は内緒ですが、少しだけ紹介すると「次はどんな車を買うべきか」を相談しました(笑)。
もちろん、それまでの鑑定を踏まえて、私の最善の未来につながる開運メッセージもいただきました。瞬姫先生の言葉が、じんわりと心に染みます。
(鑑定をしてくれた瞬姫先生)
「占い館 愛梨」には、恋愛や結婚、人生相談で訪れる人だけでなく、私のように観光の思い出づくりで立ち寄る人もたくさんいるそうです。
「来館される理由はそれぞれですが、私たちは皆さんがポジティブになれるよう心がけています」と瞬姫先生。
実際、私も心がスッと軽くなり、体の中から「頑張るぞ〜!」という元気が湧いてきました。旅先で自分を見つめ直す時間、悪くないです。瞬姫先生、ありがとうございました!
●占い館 愛梨 公式サイト
https://www.irie-yokohama.com/
横浜中華街の締めくくりに、おみやげを買いに「横浜大世界」へ。先ほど大籠包をいただいた「開華楼 横浜大世界店」が入っている建物なので、正確には“戻ってきた”という表現になりますね。

(横浜中華街のエンタメ施設・横浜大世界の外観)
横浜大世界は中華街最大のエンタメ施設。中華衣装のレンタルと撮影ができる「笑顔変身写真館」や、謎解き専用フロア「謎解き迷宮館」なども楽しめるそうです。
そちらもぜひ体験したいところですが、今日はまだ行くところが……。グッと我慢して、1階のおみやげショップ「横浜大世界マーケット」へレッツゴーです。
(横浜大世界マーケットに並ぶ中華街みやげ)
ふかひれスープにお茶、胡麻団子、そしてプリン。どれもこれもおいしそうです!
「横浜大世界マーケット」では中華街名物のお菓子や食材はもちろん、横浜が誇る定番・限定アイテムもずらり。なんと約3,000種類ものおみやげが販売されています。
関西へのおみやげをまとめ買いするなら、ここ1カ所で完結しそうですね。
(横浜大世界マーケットに並ぶパンダグッズ)
パンダアイテムも発見。かわいいとしか表現できません!
(おみやげコーナーに並ぶよこすか海軍カレー)
こちらは「よこすか海軍カレー」。
カレーの人気コンテストで第1位を受賞したと書いてあります。これはぜひ食べたい!
●横浜大世界店
【営業時間】
10時30分~20時(店舗により異なる)
【住所】
神奈川県横浜市中区山下町97