この夏、シタディーンハーバーフロント横浜では、神奈川県の伝統工芸品「小田原風鈴」の展示・販売を行っています。
今回展示するのは、小田原で鋳物の伝統を受け継ぐ「柏木美術鋳物研究所」が手掛ける風鈴です。
平安の時代に起源を持つ相模鋳物。小田原の鋳物は1534(天文3)年に河内から来住した山田次郎左衛門が鋳物業を開いたことが始まりであるといわれています。
室町・安土桃山時代は、関東を治めた北条氏の庇護の元、江戸時代には宿場町として繁栄した小田原宿の需要に応え発展していきました。
現在小田原で唯一の伝統を受け継ぐ柏木家は、近代になり大量生産の波に押される小田原の鋳物業の中でも、銅合金鋳物など新たな技術とともに継承され、
高音で澄んだ音色が特徴的な砂張(さはり)をはじめとするさまざまな鳴物を中心に製造を続けています。
今回の展示では真鍮製の、鈴虫、松虫、吊鐘といった形も音色も異なる風鈴がロビーを彩ります。
なかでも「松虫」と「鈴虫」は、それぞれの虫の鳴き声を実際に観察し、その音色を風鈴で表現したもの。
同じ風鈴でも、形やつくりによって音色が異なるからこそ、それぞれの風鈴から生まれる音を聴き比べるのも楽しみ方のひとつです。
今回の展示には、「日本、そして同じ神奈川県に受け継がれてきた伝統工芸を、多くの方に知っていただきたい」という想いが込められています。
神奈川県の伝統工芸について知っていただく機会をつくりたいと、実際に職人のもとを訪ね、今回の小田原風鈴の展示につながりました。
夏の風物詩として親しまれている風鈴ですが、「松虫」「鈴虫」という秋を感じさせる名前を持つ風鈴もあります。
夏の涼やかな音色から、秋の訪れを感じる音色まで。
職人の手仕事によって生まれた小田原風鈴とともに、季節の移ろいを感じるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?
【展示期間】
展示・販売は9月末までを予定しています。
【販売価格】
2,200円(税込)
シタディーンハーバーフロント横浜のフロントにて販売を行っています。
※展示・販売期間や内容は変更となる場合がございます。
【展示場所】
シタディーンハーバーフロント横浜 フロントロビー
〒231-0021 神奈川県横浜市中区日本大通5-2
横浜のサービスアパートメント|【公式】シタディーンハーバーフロント横浜
【アクセス】
みなとみらい線「日本大通り駅」4番出口直結