低アルコールカクテル「koyoi(コヨイ)」や低アルコールスパークリング「AWANOHI(アワノヒ)」を展開する株式会社SEAMの代表取締役:石根友理恵さんにインタビューさせていただきました!
◾︎株式会社SEAMとは?
2017年3月に設立。「人生を豊かにするための新しい選択肢を創る」をミッションとし、「ココロを満たしカラダにやさしい」をテーマに、低アルコール・ノンアルコール事業を行っています。
【株式会社SEAM公式ホームページ】
https://seam-inc.com/
◾︎低アルコールカクテル「koyoi」
低アルコールのクラフトカクテル「koyoi」。"今宵"と"小酔い"をかけあわせたネーミングで、お酒の弱い方も無理なく楽しめるものをお届けしたいという思いから開発されました。BARのような複雑で調和のとれたカクテルなのに、Alc.3%の適度な小酔いで、心地よい時間を楽しむことができます。
こだわりは"カラダに優しいナチュラル製法"。保存料、人工甘味料、着色料は一切不使用で、多種多様なフルーツやハーブを鮮度そのままにぎゅっとボトリングした商品です。すべてkoyoiが各酒蔵・製造所と共同開発したオリジナル商品となっています。
2025年10月現在、5種類のオリジナルカクテルが販売されています。今回は特に人気の「Garden chill time」、「Tropical breeze」、「Passion night view」の3種類が入った人気セット(¥4,950-)をお持ちいただきました♪
〇Garden chill time(375ml / Alc.3%)
フルーティーなモヒートをイメージして、エルダーフラワーとミントをふんだんに使用したカクテル。
(Flavors:エルダーフラワー、スペアミント、ジン、炭酸)
〇Tropical breeze (360ml / Alc.3%)
夏らしさ満点のトロピカルカクテル。
(Flavors:マンゴー、パイナップル、ラム、ココナッツ)
〇Passion night view (375ml / Alc.3%)
パッションフルーツのトロピカルな香りと、ハイビスカスティーのクリムゾンレッドなカラーと奥行きのある風味が効いた夏らしいカクテル。
(Flavors:ハイビスカス、パッションフルーツ、炭酸)
「koyoi」のテーマは「トキメキの瞬間」。全てのカクテルにストーリーがあり、お酒を飲み終わるとラベル裏にパッケージイラストが現れます。とてもオシャレな仕掛けですよね♪
ストーリーやパッケージイラストは公式ホームページでも見ることができます。ぜひトキメキの瞬間に想いを馳せながらお楽しみください。
◾︎石根さんへのインタビュー
Q.アルコールで色んな選択を与えたいと思ったきっかけを教えてください!
A.定量的な理由としては、コロナ禍で消費者のアルコールの飲み方が変わり、そこに商売としての好機を捉えたことです。定性的な理由としては、私はコミュニケーションのツールとしてのお酒が好きなんです。けれども、アルコールによる健康被害が絶えない。お酒のいい面を見ながら、悪い面を削ぎ落として新たな選択肢を提供したいと思いました。この仕事をする理由としては思いの面もかなり強いと思います。
Q.今後、「koyoi」、「AWANOHI」以外のブランドも展開していく予定はありますか?
A.2026年4月に新しくノンアルコールドリンクを展開していく予定です。"地域×サステナブル"をテーマに規格外で販売できない新潟県の「いちご姫」と新潟のお米を使ったアップサイクル商品で考えています。
Q.どのような方が購入されることが多いのですか?
A.「koyoi」は20~30代女性の購入が多いです。「koyoi」のテーマは「トキメキの瞬間」。どんな瞬間がトキメクか、まずはストーリーを考え、そのストーリーの中でどんなものを飲みたくなるのか考えて開発しています。
Q.アルコールブランドを展開していくうえでよかったことや大変だったことを教えてください!
A.やっぱりお客さんの声が届くときが1番嬉しいですね。大変なことは…本当にたくさんあるのですが…笑 お酒造りはすでに成熟している業界なので、そこに入っていくのは大変でした。事業開始時には、酒造会社500件くらいに声をかけて490件は話も聞いてくれない状況でした。
Q.今後の目標を教えてください!
A.新たな市場を作っていくことです。他社とも共創し、色んな方に寄り添っていただきながら、コミュニケーションのための「お酒」という“ツール”に、新たな選択肢を創っていきたいと思っています。
1時間の取材では収まりきらないほど、石根さんのお酒造りに対する熱い思いをお聞きしました。株式会社SEAMの展開するお酒はECサイトや一部店頭でお買い求めいただけます。
日常生活のトキメク瞬間を彩る1杯をぜひお楽しみください.*・゚
【「koyoi」公式ホームページ】
◾︎取材協力
今回取材場所として使用させていただいたのは2024年5月に横浜シンフォステージにオープンした共創拠点「chilink WORK SITE MINATOMIRAI」。
新高島駅から徒歩2分の好立地にあり、1日¥1,650-からドロップイン可能。コワーキングスペースやシェアオフィスとしての利用はもちろんワークショップも開催しています。
【「chilink WORK SITE MINATOMIRAI」公式ホームページ】
取材にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!
ライター:中村 美紀