2025年7月11日(木)、横浜開港資料館(横浜市中区日本大通3)にて、横浜開港の歴史「たまくすの木」に憩うバリアフリーデッキの完成記念セレモニーが行われた。昨年、クラウンドファンディングを実施し、多くの方の協力のもと本年5月下旬に完成した。
記念セレモニーには、館長の西川武臣氏や副館長の青木祐介氏が登壇。バリアフリーデッキ完成の想いや、今後の維持保全について話した。
また、来賓からは株式会社ありあけ社長の堀越隆宏氏が挨拶をした。
堀越氏は、「株式会社ありあけは来年で創業90周年。地域の皆様と共に歩み、横浜に育てていただいた感謝がある。横浜開港資料館のたまくすの木はありあけにとっても大変特別な存在。たまくす基金を立ち上げ、商品などの売り上げの一部を寄付することで、お客様と共に支えさせていただいた。バリアフリーデッキの完成を心よりお祝い申し上げる。」とコメントした。
バリアフリーデッキによって広がった空間には老舗洋菓子店「横浜モンテローザ」を運営する株式会社三陽物産の提供で椅子とテーブルのセットが4セット追加で設置される。
多くの人によって支えられた横浜開港資料館は今後市民にとってより良い憩いの場になっていくだろう。