須雲川自然探勝歩道
畑宿発電所手前の丸太橋を渡ったところから、須雲川橋の手前までの所要20分の散策コース。途中には、柵やロープなどが張られ、比較的歩きやすく工夫されている。また、須雲川を丸太の橋で渡るなど変化に富んだコースが楽しめる。雨上がりには、滑りやすいので、足下の備えは充分にしたい。
畑宿発電所手前の丸太橋を渡ったところから、須雲川橋の手前までの所要20分の散策コース。途中には、柵やロープなどが張られ、比較的歩きやすく工夫されている。また、須雲川を丸太の橋で渡るなど変化に富んだコースが楽しめる。雨上がりには、滑りやすいので、足下の備えは充分にしたい。
箱根の伝統工芸品・寄木細工を堪能できる美術館。寄木細工の伝統工芸士でもある、本間昇氏のコレクション約800点を収蔵。常時200点を展示している。寄木の格天井を施した展示コーナー、四季の花をモチーフにした木象嵌衝立[もくぞうがんついたて]をはじめ、江戸時代に将軍家から賜った文台・硯箱などは見応え十分。例年2〜4月には寄木雛も公開される。1階の工房には、職人による製作工程の見学や製作体験コーナー(所要50分、要予約)もある。所要20分。
大涌谷駅前の駐車場から極楽茶屋の脇を抜け、噴気帯のある閻魔台を結ぶ一周660mの遊歩道。所要約30分。道はよく整備されていて歩きやすいが、強烈な硫黄の臭いや白い噴煙に包まれることもある。閻魔台には玉子茶屋がある。また、コース途中には火山活動や、そこに自生する植物についての説明板が設けられている。絶えずガスが吹き出し、白く濁った湯が湧き上がる様子を目前にすると、活動し続ける地球の凄さが実感できる。※安全対策を最優先とした「引率入場方式」での散策となる。
芦ノ湖西岸の尾根沿いを歩く健脚向きのハイキングコースがある。箱根町〜芦川入口〜外輪山周回歩道入口〜海の平〜山伏峠〜三国山〜湖尻峠〜桃源台のコースタイムは徒歩約5時間30分。
箱根寄木細工を扱う店。伝統的な寄木のからくり箱(操作4回1080円〜)のほかに、カードケース370円〜、コースター420円〜、アクセサリー類1300円〜、伝統工芸士による寄木細工の実演や体験教室(750円〜)も行われている。
江戸時代の書物に東海道一番の難所と書かれた坂。つづら折りになった七曲りに沿って伸びている。あまりの苦しさに「樫の木の坂を越ゆれば苦しくてどんぐりほどの涙こぼるる」と歌われている。
芦ノ湖の東側に広がるプレイゾーン。世界中の水の生きものを集めた水族館やバラエティ豊かなレストラン4店舗、冬期は冬そり遊び広場などがあり、四季を通じて遊ぶことができる。園内から駒ケ岳山頂を結ぶロープウェーも出ている。芦ノ湖遊覧船の発着場あり。クレジットの利用の可否は施設ごとに異なる。
明治4年(1871)創業の梅干店の一角にあり、明治初期から現在までの梅干を漬けたままの状態で展示。梅干の漬け方も教えてくれる。6〜7月には梅1kg(2000円〜)を使い、梅干造り、梅ジュース造りの体験が可能(4〜5名、要予約)。
芦ノ湖の風景を湖上から楽しめる遊覧船。18世紀のフランス帆船戦艦を模して作られた、新型海賊船ロワイヤルIIなど3隻が運航。箱根町港・元箱根港→桃源台港(逆コース・往復もあり)、所要片道30〜40分。
船体2隻分の広さがあり安定性のよい双胴船の「あしのこ丸」「はこね丸」「十国丸」が、箱根関所跡・元箱根・箱根園・湖尻の4港から発着する。4港を巡る定期船と、湖上遊覧して出発港に戻る周遊船(所要30〜70分)の2コースがある。展望デッキからは視界360度の眺望が楽しめ、箱根神社の平和の鳥居や天気がいい日には雄大な富士山も望める。
武家文化を今に伝える美術館で、室町時代〜江戸時代末期にかけての甲冑・武具・浮世絵・美人画など常時500点を展示。収蔵品は1000点を数える。鎧・兜の試着体験コーナーでは、戦国武将の気分が味わえる。
須雲川の支流を利用したマス釣場。1回にマス2kgが放流され、初心者でも気軽に釣りを楽しめる。エサ300円、竿200円はレンタルできるので、手ぶらで行っても大丈夫。川音や周囲の緑に包まれて、普段味わえない自然とのふれあいが満喫できる。釣った魚はその場でバーベキューにできる。基本的には道具は持ち込みとなっているが、鉄板の貸出し700円、炭火セット1500円。
奥湯河原の森の中をくだり、ツバキなどの花や紅葉も楽しめる。ハイライトは高さ30mの白雲の滝。天照山神社や去来[きょらい]の滝もみどころとなっている。コースはバス停:天照山入口〜白雲の滝〜天照山神社〜去来の滝〜バス停:天照山の3.8kmコース。所要は約1時間10分。
キャンプ初心者でも安心な貸別荘タイプのケビン棟、芦ノ湖の大自然を満喫できるキャンプサイトのほか、日帰りでも利用できるバーベキューガーデンなどを完備している。
水はけを良くするため延宝8年(1680)頃に江戸幕府が布設した石畳。少し歩きにくいが情緒漂う。
東京ドーム約5倍の広さの園内にはキャンプ場、バーベキュー場、木製遊具、外周3kmの散策路、古民家、旧小学校校舎、植物園などが点在。夏のキャンプや川あそび、年間を通じたバーベキューをはじめ、自然観察、ミニトレッキングなどアウトドアが手軽に楽しめる。また、古民家や旧小学校校舎などで地域の歴史にふれることや、植物園での万葉の草木や四季折々の山野草に親しむことなどもできる。体験イベントも数多く開催しており、誰もが身近に森を感じられる公園となっている。園内には森の中に張り巡らされたいろいろな形の網の上で跳ねたりゆられたり、空中さんぽが楽しめる「森の空中あそび パカブ」も設置されている(料金別途)。
生後6か月から12歳の子どもまで遊べる屋内パーク。大きなトランポリンでジャンプしたり、体を使って思いきり遊べるアスレチックなど、子どもの自由な発想を生かしたアナログ遊びができるエリアや、プロジェクションマッピングでリアルな海を再現し、本物の海に入った感覚で、魚を見つけ、追いかけ、捕まえる楽しさを味わえるデジタル遊びができるエリアなど、さまざまな遊びのコンテンツが揃っている。平日フリーパスは途中退場可能で、レストラン街で食事をしてきてから、再入場して遊ぶことも。親子で1日遊ぶことができる。
早雲山から大涌谷、姥子を経由して芦ノ湖湖畔の桃源台までを結ぶ。深い谷あり、富士山・芦ノ湖など絶景ありの変化に富んだ全長約4000m、空中の旅だ。ゴンドラは側面がほぼガラス張りなので、大涌谷の大パノラマが楽しめる。大涌谷で桃源台方面のロープウェイに乗り換えると左手に駿河湾が見渡せ、やがて芦ノ湖が姿を現すと終点の桃源台に到着する。エレベーター設置、車椅子での乗車可。健康状態によって乗車できない場合あり。詳しくは要問合せ。
大正10年(1921)に開通した、強羅〜早雲山間を結ぶケーブルカー。標高差209m。距離は1.2kmあり、所要10分。途中に公園下、上強羅など4つの駅がある。強羅駅から乗車するなら、一番後ろの座席がオススメ。標高が上がるごとに眼下には強羅の町並みが、目の前には明星ケ岳の雄姿が広がる。
湖面に富士山や外輪山の陰を落とす芦ノ湖。この湖は箱根の代表的な観光スポットの一つだ。湖上では遊覧船をはじめ、ボート遊びが楽しめ、ブラックバスなどの大物釣りにも挑戦できる。
芦ノ湖の楽しみの一つ、フィッシング。オオクチバスやブラウントラウト、ニジマスなどの大物釣りや、9〜11月にはワカサギ釣りも楽しめる。解禁期間は3月〜12月中旬だが、夜間は禁止。釣竿は湖畔のボート店で、ボートといっしょに貸してくれるところもあるが、基本的には持参。寒くなる前から家族で楽しめるワカサギ釣りは国内では貴重で、初心者でも充分に楽しめ、特産品の味を感じる事ができる。
滑りやすい石畳の道。旧街道の難所のひとつで、猿も滑るほどの急な坂道であったことが由来。細心の注意をはらいながら進もう。
旧東海道に残る石畳は長い東海道の中でも箱根越えとして旅人には苦難の道だった。箱根八里とは小田原箱根口から芦ノ湖畔までの上り四里、三島までの下り四里をいった。現在、畑宿から湖畔までの往時の石畳が保存整備され多くの人々が当時のおもかげをしのびながら散策している。芦ノ湖畔の旧東海道にある杉並木は樹齢約400年で、江戸時代のはじめ元和4年(1618)箱根宿を設けたとき植えられたと伝えられている。現在でも412本ほどの大木に往時の静かな佇まいが感じられる(国指定史跡)。
自然豊かな南足柄の「足柄森林公園 丸太の森」内にある、森の中に張り巡らされた巨大な網を使って空中で遊べる施設。パカブは、フランスブルターニュ地方のグロワ島に開設されたのが始まりで、島の漁師が編んだ巨大な網を利用して空中遊びが楽しめる。ここでは、網製の吊り橋をユラユラと渡ったり、さまざまな網を組み合わせた空中迷路を進んだり、スリル感のある網製トンネルすべり台も設置。家族や仲間と、空中ミニサッカーや空中バトミントン、ドッチボールなどのスポーツも。利用は1回120分。できれば予約を。