早雲寺から旧東海道を畑宿方向に向かう左手にある。歌舞伎の仇討ち物で知られる曽我兄弟ゆかりの寺。境内には、兄弟が力だめしをしたと伝わる槍突石も残る。養和元年(1181)に建てられた地蔵堂が前身で、箱根越えの無事を願った人々の地蔵信仰に端を発したものといわれている。一時期荒廃したが寛永3年(1626)に再興。しかし、慶応4年(1868)に明治維新の兵火にあってそのほとんどを焼失した。幸い、曽我兄弟化粧の地蔵2体は難を逃れ、現在も裏山の曽我堂(春・秋の彼岸に公開)に祭られている。弟の五郎の地蔵は鎌倉時代の作で、県の重要文化財。4月上旬には境内に大きく枝を張る枝垂れ桜も見ごろとなる。
江戸時代半ばに熊野権現の境内に設けられた薬師堂。当時の文化サロンで、賀茂真淵[かものまぶち]などが集まり歌を詠んだ。明治4年(1871)に焼失したが、平成13年(2001)に復元された。賀茂真淵らの歌碑も残る。
富士屋ホテルプロデュースの本格ビストロ。長年培ってきたクラシックなフレンチの技法でフランスの家庭料理を気軽に楽しめる。この料理を引き立てるワインのラインナップもリーズナブルな価格帯で楽しめる。
創業明治38年(1905)の「菜の花」が新たに和洋菓子と生活雑貨を集めた総合ショップ。焙煎したてのコーヒーの味と香りが楽しめるムーンカフェと菜の花暮らしの道具店。
2階から富士屋ホテルが望めるカフェ。あずきを使ったスイーツが多く、ほろ苦いコーヒーとよく合う。ジェラートやフルーツの上につぶ餡をのせ、団子をトッピングした宮ノ下小町900円、ぷかぷかの月850円などネーミングも好評で、彩りも鮮やか。5~9月には自家製あずきをたっぷりのせた、ふわっふわっのかき氷820円も食べられる。ランチは地鶏のカレーライス1500円(飲み物付き)、ふわふわサンドイッチ(飲み物付き)1500円。
名物は鍋料理で、きのこ鍋(3000円)はたくさんのキノコと鶏ひき肉で仕上げている。ぴりからとろろ鍋(3300円)は、みそ味のピリ辛スープで、たくさんの野菜に”とろろ”がかかっている。そのほか、いのしし鍋(2人前8600円)や、鹿肉のしゃぶしゃぶ(2人前8000円)も用意。鍋のお供に、とろろ芋の磯辺揚げ(950円)もおすすめ。
老舗旅館、強羅花壇直営の懐石料理店。建物は昭和5年(1930)に建てられた洋館で、かつての宮家・閑院宮[かんいんのみや]家の別邸だったもの。店内はモダンな造りで、アンティークな調度品に囲まれ、落ち着いて食事ができる。おすすめは昼の弁当4235円~。内容は月替わりで、季節ごとの旬の素材を使った彩り豊かな料理が楽しめる。昼の懐石コースは6050円~、夜は懐石コース8470円~。懐石コースと貸切露天風呂の入浴がセットになった入浴プラン(昼のみ1日1組限定)1万3200円もある。
旧東海道の畑宿一里塚近くにあるそば処。代々、茶屋を営み、旅人にお茶を振るまっていた。国産そば粉を使用した手打ちそば。評判は、ざるとろそば1100円。大和芋の中でも粘りが強い上質なものをとろろにして、カツオ節と昆布のだしが利いた汁を加えてそばをたぐる。
店前の防壁に「S・m・SHIBA」と大書してある。店内には年代物の漆器類・陶磁器類・肉筆画・版画などが整然と並ぶ。なかには数十万円という値を付けた古画もあり、美術鑑賞気分でのぞいてみるのもいい。江戸から明治時代にかけてのオリジナル浮世絵1万円~。手ごろなみやげ物なら女性に人気の中国陶磁器、ヨーロッパ・アンティークアクセサリー1万円~などもある。
明治26年(1893)創業の老舗の食堂。唐破風入母屋造りの母屋は国登録有形文化財に指定されている。おさしみと天ぷらの定食2310円、天丼とおさしみの定食2750円、小田原産のあじ寿司など、新鮮な魚介を使った料理が味わえる。特注のごま油100%で揚げた天ぷらも人気。8~10月の期間では相模湾で獲れた地物の伊勢海老料理が人気。2階の個室は予約席となっていて、イス席も可。七五三や結納、接待、法事、忘年会などさまざまな用途で利用可能。
文久3年(1863)創業。旬の時期に漁獲された一番美味しい魚を使い、絶妙な塩加減で作る干物は魚の旨味が凝縮。干物専門店ならではの豊富な品揃え、工場直売だから実現できる激安価格が魅力。
5月下旬〜6月上旬にかけてゲンジボタルが飛び交う幻想的な様子を見ることができる。
滑りやすい石畳の道。旧街道の難所のひとつで、猿も滑るほどの急な坂道であったことが由来。細心の注意をはらいながら進もう。
箱根と御殿場の堺にある峠。仙石に関所が置かれたころ、ここに番所があり旅人の足を止めさせたことから御留峠とよばれ、それが乙女峠に転訛したという。乙女トンネルの御殿場側から少し上ると乙女の丘展望台があり、富士山と御殿場市の眺めが素晴らしい。
高さ約3mの岩盤を幅20mに渡って、水が幾筋もの細い流れとなって落ちることからこの名前が付けられた。滝の前には木製のベンチやテーブルがあり、ひと休みしながら観賞できる。付近にはモミジやカエデが多く、秋の紅葉も見事。7月ごろはゲンジボタルが飛び交い、滝の流れ落ちる音の中で幻想的な光景が見られる。
畑宿から守源寺を抜け宙吊り石畳に向かう路傍に立ち、江戸から23里目を示す道標。一里塚は江戸幕府が旅人のために目印として1里(約4km)おきに設けたもので、神奈川では戸塚とここに残るのみ。平成10年(1998)に復元され、当時の姿に蘇った。
御殿場線に沿って両側に約120本のソメイヨシノが咲き誇り、桜のトンネルができる。
古くから温泉保養地として知られる湯河原の温泉街に建つ美術館。晩年を湯河原で過ごした近代日本画の巨匠・竹内栖鳳を中心に湯河原にゆかりの画家の作品を展示している。平松礼二館では現代日本画家平松礼二の作品を展示。館内に設けたアトリエでは制作途中の作品や実際使用している日本画画材を見学することができる。また、四季の自然を楽しめる庭園や足湯付きオープンカフェ、ミュージアムショップも併設している。
箱根・宮ノ下の老舗ホテル・富士屋ホテルの入口付近に立つパンとスイーツのショップ。富士屋ホテルのベーカリーシェフやパティシエが心を込めて手作りしており、クラシックカレーパンやレーズンパン、煮詰めたリンゴがたっぷりと入ったアップルパイなどが人気だ。さらに、箱根の四季を表現した期間限定の商品や焼き菓子なども用意している。イートインスペースも併設しているので、購入後すぐに味わえるのもうれしい。
名物はカステラ焼箱根まんじゅう1個80円。卵たっぷりのカステラ生地の中には、自家製の白あんが入っている。店頭の製造機械で毎日焼き上げたまんじゅうは、食べ歩き用で1つから販売している。お土産用は10ケ入、15ケ入、20ケ入、30ケ入を用意している。
オリジナル商品が充実する専門店。新しい寄木細工に出会えるかも。キーホルダーやしおりなどの小物から、バッグ・下駄まで揃えている。
昭和27年(1952)、東洋美術の収集につとめた岡田茂吉氏が設立。常滑・瀬戸・信楽・丹波・備前・越前など日本の六古窯の中世陶器や、縄文時代から江戸時代までの日本の古陶磁器を中心に約100点を展示している。約200本のモミジと苔の苔庭や萩の道、竹庭など四季折々に美しい景観が楽しめる日本庭園に囲まれている。苔庭に面した茶室・真和亭では、季節の和菓子と抹茶800円が楽しめる。所要1時間。神仙郷と呼ばれる庭園と施設は国の名勝に指定されている。
小田原市郊外にある自然豊かな植物公園。地形の起伏を利用して整備された梅林は、小田原フラワーガーデン、曽我梅林、小田原城址公園と並ぶ小田原市の梅の名所。季節には、樹齢90年を超える老梅が枝いっぱいに花を咲かせ迎えてくれる。梅林の周囲には、外国産の樹木や落葉樹が多くあり、秋には紅葉が楽しめる。
箱根強羅公園内にあるブーゲンビレアやハイビスカスなど南国らしい花々が見られる温室。推定樹齢120年というブーゲンビレアや幹の直径が30mほどもある大株のブーゲンビリアなどもあり、色とりどりの花を楽しめる。所要30分。