港の見える丘公園の近くにある、外国人専用の墓地。安政元年(1854)に米ペリー戦艦上で事故死した海兵隊員ロバート・ウィリアムスがここに葬られたのが始まり。異郷の地・横浜で没した外国人、40カ国余り約5000人が1万8000平方mの敷地に眠る。生麦事件の犠牲者リチャードソン、旧国鉄の初代技師長モレル、電話技師メーソン、フェリス女学院創立者キダー、日本に漫画を伝えたワーグマンら文明開花の功労者をはじめ、著名人の墓も多い。入園日が限られているので、墓地の中を見学したい時は注意。園内は静かに見学しよう。
北鎌倉駅から徒歩2分という好立地ながら、静かで落ち着いた雰囲気に包まれた甘味処。手作業で丁寧に作られる看板メニューの「みたらしだんご」は、みたらしだんごの発祥とされる京都・下鴨神社の伝統スタイルを受け継ぐこだわりの品。焼きたて&もちもち食感のだんごと自家製のみたらしタレとの黄金のハーモニーが絶品。甘味のほか、食事メニューも扱う。
「北海道のオーガニックミルクと手作りあずき」がコンセプトのテイクアウトメインのカフェ。オーナーの実家である北海道・興部[おこっぺ]町の牧場「ノースプレインファーム」から届く、搾りたての生乳を使ったソフトクリームや北海道産の素材にこだわったメニューが楽しめる。お店の看板メニューである「牛乳ソフトクリーム」、「お小豆さんソフトクリーム」のほか、「牛乳シェイク」や「牛乳フロート」、オーガニック牛乳を使った「ミルキーラテ」「ほうじちゃラテ」なども注目のひと品。
江戸時代、参勤交代の大名や公家たちが使用した宿泊所。幕末には、アメリカ総領事のハリスの通詞をしていたヒュースケンも利用したという記録が残っている。建物は大正元年(1912)に焼失したが、当時の趣きを残す小川や池がある庭園を見ることができる。明治時代に旧街道の杉並木から伐採し、真ん中をくり抜いた切り株があり、通り抜けると長寿をもたらすといわれている。
かつて江の島には3つの寺院があったが、明治の廃仏毀釈[はいぶつきしゃく]で取り壊された。その後125年ぶりの平成5年(1993)に再建され開山した真言宗の寺(高野山最福寺別院)。本尊の赤不動像は室内に安置する不動明王としては日本最大で、高さ6mもある。中国刺繍仏画の展示もある。
川崎大師駅から表参道、仲見世と歩いて来ると、大山門が見えてくる。境内には荘厳な造りの大本堂、高さ31.5mの八角五重塔、薬師殿などがあり、国道409号沿いの大師河原には自動車交通安全祈祷殿がある。大本堂で行われる毎日のお護摩修行は、厄除け・家内安全などの祈祷を受ける人が大勢訪れ、日ごろから賑わう。初詣の参拝者は全国でもトップクラス。5月の子どもフェスタ、夏に開催される風鈴市も人気の催しだ。
本格的なフレンチのコース料理が楽しめるレストラン船。窓の広い船内や3階のスカイデッキからは、みなとみらいや赤レンガ倉庫、ベイブリッジなど港町横浜を代表する景色が楽しめる。
大岡川は、円海山周辺の金沢区、磯子区、港南区に源を発し、上大岡駅近くの笹野橋で合流、南区、中区を経て、みなとみらい地区で横浜港にそそぐ川です。春には約500本のソメイヨシノが大岡川を桜色に染めます。
創作イタリア料理とイタリアワインが楽しめるイタリアンレストラン。チーズの塊の中で仕上げるカルボナーラは絶品。ランチは月替わりで変わるスパゲッティが色々味わえる。厳選したイタリアワインがグラスで楽しめ、常時10種類以上。ランチからワインを堪能できる。
こどもの国は、広大な敷地を取り囲む外周道路が総延長で実に約4km、総面積は県下最大規模の100万平方m。遊戯施設、こども動物園、ポニー牧場、サイクリングやディスクゴルフ、サイクルボートなどがあり、子どもが喜ぶこと間違いなしの自然公園だ。また、園内には家族やグループで利用できる事前予約制のバーベキュー場があり、火をおこす準備や備品を洗ったりする後片付けなしでバーベキューを楽しめる。
東急電鉄田園都市線の市が尾駅の北方、市ケ尾小学校の北側の高台に、神奈川県指定史跡に指定されている「市ケ尾横穴古墳群」がある。6世紀後半から7世紀後半にかけての古墳時代に造られた横穴墓群で、古墳の保存を目的とした市ケ尾遺跡公園内には、約20基の横穴があり、解説板も設置。中に入ることができる横穴もあるので、古代の人々の営みに触れてみたい。木々の多い園内は散策にもおすすめだ。
ドールハウスは、“小さな家”を意味し、16世紀中頃、ドイツの貴族が娘のために職人に作らせたのが始まり。後にアメリカの一般人の間でも人気となった。実物の12分の1サイズが基準で、技術や知識、創造力、物語性なども大きな魅力だ。この美術館は、そんな館長自ら世界中を駆け巡り収集した作品や世界2大コレクションといわれる貴重なアンティークドールハウスである、「ハスケルハウス」や遊び心いっぱいの「モトロポリタン美術館」など、時間を忘れて楽しめる。
ナンを焼くタンドリー窯もスパイスも、インドからの取り寄せ。優しく絶妙な風味のカリーが楽しめ、5種類のカリーから選べるランチセット(サラダ付)1800円が人気。
飯山観音周辺と白山の東側山麓に広がる33haの森林公園。散策道が整備され、春の桜や秋の紅葉など、四季を通じて里山の自然を楽しむことができる。初心者向けのトレイルランニングのコースもある。飯山観音から徒歩20分の白山山頂(284m)の展望台からは東丹沢の山々や相模平野を一望。さくらの広場周辺は、例年3月下旬〜4月上旬にあつぎ飯山桜まつりが開催される。飯山観音は、かながわの花の名所100選、かながわ景勝50選に選定されている。
脂ののったアジを伝統の合わせ酢でしめ、関東風に握って関西風に押す独自の製法で仕上げている。大正2年(1913)に売り出されて以来、湘南鎌倉名物の駅弁として知られている。大船駅をはじめ、鎌倉・藤沢各駅の売店でも販売。
ゆったりと時が流れる秋谷海岸にあり、ジャンルにとらわれない創作料理を楽しめる。パスタランチは1980円、ガーリックトーストやサラダが付いた渡り蟹のトマトクリームスパゲティは、Don一番の人気メニュー。
三笠公園の沖合、約1.7kmに浮かぶ、周囲約1.6kmの無人島。戦前は旧海軍の要塞で、現在は国史跡に指定され保存されている。砲台跡や苔むした石垣、レンガ造りのトンネルなどかつての要塞の島の面影をたどりながらの自然散策やバーベキュー、磯釣りが楽しめる。
鎌倉駅近くの昭和レトロな「丸七商店街」にあるミニチュア専門店。約400種3000点以上のミニチュアが揃う。定番アイテムは「ミニチュアフラワー」。みやげとしてはもちろん、誕生日や母の日などのプレゼントにもおすすめ。また、ショップオリジナルの「小願成就お守り」はミニサイズなだけに、「小さな願いごと」専用のお守りとして人気。
宮ケ瀬ダム直下の河岸段丘状に自然観察林が広がる51万平方mの公園。園内には遊歩道が巡り、入口に立つパークセンターをはじめトランポリンのふわふわドームがある子ども広場、郷土資料館、藍染めや機織り、紙漉きなどが体験できる工芸工房村などが点在。春には花の斜面に40種、4万4000本のツツジが咲き誇り、巨大ツリーやターザンライドなどの大型遊具を揃えた複合アスレチック施設の冒険の森は子どもたちに大人気。宮ケ瀬ダムのダイナミックな観光放流の見学はパークセンター前からロードトレインで。
注文を受けてから約40分かけて炊き上げる釜飯1580円は、かに釜めし、とり釜めし、しゃけ親子釜めし、貝釜めし、海老釜めし、穴子釜めし、梅ジャコ釜めしの7種類。また、店には天然温泉の内風呂があり、入浴だけの利用(入浴料750円)もできる。
すすき草原の近くにあるそば店。ロケーション抜群で、秋には黄金色のすすき草原を店内から望める。看板メニューは、山菜やキノコ、地鶏がのった温かいそばに、名水で作った冷や奴と、温泉玉子が付く大名そば1100円。箱根の味覚が満載だ。
森戸神社裏手の海岸に立つ。湘南の海を愛してやまなかった俳優石原裕次郎の記念碑で、レリーフとメッセージが刻まれている。正面の沖合には裕次郎灯台もある。
明治21年(1888)創業の、横浜一の歴史を誇るパン屋。初代がイギリス人から直接修得した技術は今に受け継がれており、特にイギリスパンの味には定評がある。イングランド360円、シナモンレーズン430円、アップルパイ190円などが人気。昔からのファンも多く、焼き上がり時間は混雑する。
赤レンガパーク奥にある、横浜海上防災基地に隣接して立つ資料館。日本周辺海域の現状や海上警備の重要性について、多くの人に理解を深めてもらおうと平成16年(2004)12月に開館した。館内には、平成13年(2001)12月に九州南西海域で発生した工作船事件にかかる工作船及び回収物などを保存・展示している。