早雲寺

豊臣秀吉の小田原攻めの際は早雲寺に本陣が置かれた
小田原城主・北条氏の菩提寺。2代氏綱[うじつな]が初代早雲[そううん]の遺命によって大永元年(1521)に建立した臨済宗大徳寺派の名刹。北条氏の庇護の下、大寺院へと発展するが、天正18年(1590)の豊臣秀吉の小田原攻めですべてを焼失し、寛永4年(1627)に再興された。境内にある茅葺き屋根を頂く鐘楼に下がる梵鐘[ぼんしょう]は、秀吉が小田原攻めのとき石垣山一夜城の陣鐘に使用したという。北条5代の墓のほか、一般公開はされていないが国の重要文化財の早雲画像、氏綱、氏康[うじやす]の画像、早雲の三男・幻庵[げんあん]作の庭園などがある。庭園は本堂の裏からその一部を垣間見られる。

基本情報

住所

神奈川県箱根町湯本405

アクセス

公共交通機関の場合: 箱根登山鉄道箱根湯本駅→徒歩15分 車の場合: 箱根新道山崎ICから5分

電話番号

早雲寺: 0460-85-5133

営業時間

5〜16時(12月〜3月下旬は6時〜)

利用料金

境内自由

駐車場

収容台数: 10

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