名勝庭園"三溪園"で楽しむお月見! ~ライトアップされた日本庭園で月も団子もを楽しむ「観月会」~

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横浜観光情報
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横浜を代表する日本庭園「三溪園」で、毎年恒例のお月見イベント「観月会」が2020年9月30日(水)~10月4日(日)まで開催されています。

※同イベントは終了しました。(2020年10月29日更新)

通常、9:00~17:00までの営業時間が21:00まで延長開園し、園内をライトアップしたり、日替わりの生演奏を楽しめたりする「観月会」の様子を“見どころ”を中心にレポートします♪

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名勝庭園"三溪園"で楽しむお月見! ~ライトアップされた日本庭園で月も団子もを楽しむ「観月会」~

生糸貿易で財を成した実業家である原三溪が作り、1906年に公開した広大な敷地である三溪園には、重要文化財10棟、横浜指定有形文化財3棟を含む、17棟の建築物があります。

そんな歴史的な建造物もライトアップされ、幻想的な日本庭園を味わうことができる年に数回のうちの一つが「観月会」です。

【見どころ①】三溪園がライトアップ! 幻想的な日本庭園に!

三溪園は春は梅や桜、夏には花菖蒲やハスなどを楽しむことができる三溪園、秋にはヒガンバナや11月中下旬になれば、イチョウやモミジなどの紅葉と、季節ごとにさまざまな自然の移り変わりを楽しめるのも魅力の一つです。

結婚式やその前撮りスポットとしても抜群の人気を誇る三溪園。ライトアップイベントは人を入れた記念写真の撮影には不向きなので、風景写真の撮影がオススメです。

肝心の月は日没後、真ん丸の月が東の空から徐々に見え始めます。

※例年は内苑の臨春閣や聴秋閣のあたりから旧燈明寺三重塔の後方から上る月を眺めることができますが、今年は臨春閣の改修工事で、立入禁止エリアとなっています。

【主なライトアップ場所】
 外苑: 旧燈明寺三重塔・旧燈明寺本堂・観心橋・涵花亭・和船・鶴翔閣
 内苑: 御門・聴秋閣・亭しゃ(屋根付きの橋)・蓮華院竹林

「観月会」では、他の夜間開放イベントにはあまりない、ジャズや和楽器などの生演奏を入園料だけで楽しめるのも魅力のひとつです。

例年は内苑での披露ですが、前述の通り、今年は臨春閣の改修工事のため、外苑の旧燈明寺本堂の前が会場になっています。生演奏のスケジュールは下記の通りです。

9月30日(水) サックスとピアノで奏でる日本の唄世界の唄
10月1日(木) 琵琶
10月2日(金) タゴールソング&シタール
10月3日(土) バロック音楽
10月4日(日) 和楽器アンサンブル
※スケジュールは予告なく変更される場合があります。

【見どころ②】日替わりの生演奏

生演奏を楽しみに、三密を避けながらも多くのお客さんが集まりますが、ゆったり見たい方は会場である旧燈明寺本堂の隣にある飲食店「待春軒」で、名物の三溪そばや抹茶、おしるこなどを食べながら鑑賞していました。

旧燈明寺本堂の生演奏の前後に、生演奏を見られなくても聞ければ良い、という方にもオススメなのが、外苑の「三溪園茶寮」の手焼き団子です。

国産100%のこだわり材料、自家製ダレのお団子がお月見気分を高めるのにオススメの一品。また、横浜のクラフトビールメーカー「横浜ビール」と三溪園のコラボビールも販売しています。

【見どころ③】花より団子、月より団子

いかがでしたか? 歴史的な価値やストーリー制では、明治中期から"日本三名園"と称される水戸市の偕楽園、金沢市の兼六園、岡山市の後楽園にも負けない名園であると評価するファンや専門家も多い三溪園。

「観月会」は2020年10月4日(日)まで開催中です!

横浜の主要観光スポットから少し離れた本牧エリアにありますが、是非、昼の三溪園とは違った景色や風情のある夜の三溪園にも是非訪れてみてください♪

まとめ

【住 所】
 横浜市中区本牧三之谷58-1
【アクセス】
 横浜駅、桜木町駅、根岸駅、元町・中華街駅などからバス
【営業時間】
 9:00〜17:00(最終入園16:30)
 ※観月会開催日は21:00閉園(最終入園20:30)

<お問合せ>三溪園保勝会 TEL:045-621-0634

日本庭園「三溪園」概要
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