セミの観察会に20人 羽化の様子、見守る

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羽化直後と直前のセミ(右と左下写真)。セミの幼虫を探す子ども(左上)

荏田猿田公園愛護会(鈴木裕会長)が主催する恒例の「セミの羽化観察会」が7月25日、同公園で開催された。

同観察会は地域との連携の深化や子どもたちの思い出づくりを目的に、約10年前から毎年この時期に行われている名物企画だ。

当日は雨模様だったものの、公園には愛護会のメンバーや地域住民ら約20人が集合。午後7時頃に観察会がスタートすると、参加者たちは一斉に懐中電灯を手に持ち、薄暗い園内の木々を丹念に捜索。葉の裏や幹を注意深く照らし出し、羽化を間近に控えたセミの幼虫を探した。

その後、木を登る幼虫や、殻からゆっくりと身を抜け出して薄緑色の羽を広げる瞬間に遭遇すると、歓声があがっていた。

荏田西在住で親子で参加した男性は「日中も来たが、こんなにセミの抜け殻がなかったので驚いた。1つの木に20匹以上も集まっている場所もあり、見ごたえがあった。来て良かったです」と振り返った。

鈴木会長は「雨でしたが、子どもたちが楽しんでくれたようで何より。例年より見つかった数は少なめだったものの、無事に羽化するセミの姿を観察できてほっとしている。子どもたちのために来年も実施したい」と笑顔を見せた。

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