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プロレス団体「ZERO1」が12月20日(土)午後4時から横浜ラジアントホール=中区長者町=で大会を行う。大会に出場する田中将斗選手(52)に意気込みを聞いた。
ZERO1は田中選手と長くタッグを組んでいた大谷晋二郎さんが中心となってきた団体。大谷さんの思いから、「いじめ撲滅」を訴えてチャリティーイベントを開催するなどしてきた。
田中選手は大仁田厚さんが率いた「FMW」でレスラー人生をスタートし、闘志あふれるファイトスタイルで「弾丸戦士」の異名がある。ZERO1について、「気持ちを出すプロレスが特長で、泥臭さではほかの団体に負けない」と胸を張る。団体では4月に復活したハヤブサ選手が注目を集めており、「ハヤブサは見た目が華やか。横浜で見られるのは初めてなので、楽しみにしてほしい」という。
今大会では10チームによってナンバー1タッグチームを決める「風林火山タッグトーナメント」が行われる。トーナメントは5日に開幕。リーグ戦時代を含め、過去に3度の優勝経験がある田中選手のタッグパートナーは現時点で「X」とされており、明らかにされていないが、「みんなが度肝を抜く人」とヒントを出す。
現在、同団体の世界ヘビー級王座を保持する田中選手は「常にリング上では100%の力を発揮できるよう、練習を積んでいる」と50代の今も一線で活躍する。横浜はFMW時代に旧横浜文化体育館(現・横浜BUNTAI)で激戦を繰り広げた場所。「きれいな街という印象が強い」と語り、今大会会場のラジアントホールは「お客さんの盛り上がりも大きく、やりやすい場所」という。群雄割拠のプロレス界で「来てもらえれば、楽しんでもらう自信がある」といい、横浜で全力ファイトを見せる。
ラジアントホール大会に5組10人を招待。希望者はメールに〒住所、氏名、年齢を明記し、件名を「ZERO1」として編集室(yoko-d@townnews.co.jp)へ。12月8日(月)着分有効。