【横浜市南区】南吉田小 創立120周年を盛大に祝う 誕生日会などを開催

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披露された誕生日ケーキ
児童がデザインしたパッカー車=提供

南吉田小学校(金子正人校長)=南区高根町=で創立120周年を記念した児童主催による「お誕生会」が11月14日、同校の体育館で開催された。全校児童580人と人と教職員が参加した。

当日は、120周年を記念して作られた誕生日ケーキを披露。ケーキの上に2023年に誕生した同校のマスコットキャラクター「MYワールドくん」が登場すると、会場は拍手と喜びの声に包まれた。

児童たちによる寸劇では、同キャラクターが転校生に学校を紹介していくストーリーを展開。「日本語がむずかしくても、みんな助けてくれるところ」など「南吉田のいいところ」を各学年が撮影した動画とともに発表した。

パッカー車をデザイン

120周年を記念した催しは他にも。4日は児童がデザインした横浜環境保全(株)=中区山下町=のパッカー車(ごみ収集車)が披露された。全校児童がデザインした約500点の作品から、学年ごとに投票し、7作品が選ばれた。

デザインが採用された児童からは「みんなでまちをきれいにして世界中がきれいで過ごしやすくなるように願いを込めてつくった」など作品に込めた思いが発表された。

桜を植樹

南区の花である桜の木の植樹式は5日、校庭の鉄棒裏で行われた。桜は「ジンダイアケボノ」という品種で樹高約3メートルの苗木を植樹。もともとその近くには、大きな桜の木があったが、老朽化し、倒れる危険があり、昨年伐採していた。

植樹式では、26人の5、6年生の児童一人ひとりがスコップを持ち、桜の木の周りに順々に土かけを実施。代表児童3人が水やりと120周年の記念プレートを設置した。出席した高澤和義南区長は「桜の木を大切に育てていただき、木と一緒に成長を期待したい」と話した。

同校は南区と中区を学区とし、両区から児童が通っている。10月23日にも、周年事業の一環として、中区の花であるチューリップの球根の植え付けが行われた。

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