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市立みなと総合高校=中区山下町=と(株)ポンパドウル=中区元町=がコラボレーションしたパン4種類が、11月21日(金)から市内の4店舗で販売される。生徒のアイデアと夢が詰まった新商品だ。
川田あいさん(3年)、守田千紗さん(2年)、平村桃夏さん(同)、高橋寿美乃さん(同)の4人は、「商品開発と流通」の授業で商品を考案した。
「現役高校生の昼食のニーズに応える商品」を検討した結果、自分たちもよく食べており、手軽でバリエーションも豊富なパンに着目した。
校内アンケートで味や食感の好みを調査し、今年7月に、それぞれ3品の案を持って同社の三藤貴史社長にプレゼンテーションを行った。「コンセプトがしっかり考えられている。店でも販売しよう」と地元の学校と企業のコラボと店舗での商品の発売が決まった。
同社の製品開発部の石黒志帆海さんは、生徒の案をできるだけ壊さないよう考慮しつつ、価格と満足感が両立できるよう試作を重ねた。
商品は4種類。ダイエットを忘れて楽しく食べてほしいと考えられた『チートチーズドッグ』、カラフルなザラメで思わず写真を撮りたくなる『肉球めろめろんぱん』、購買で争奪戦を繰り広げる「青春」をイメージした『青春焼きそばパン』、「女子高生のわがままを叶える」をコンセプトに、腹持ちも、栄養と美容にも良い『わがままイチジクベーグル』。12月初旬ごろまで元町本店、クイーンズスクエア店、ダイヤキッチン店、そごう横浜店で販売される。