よこはま動物園ズーラシア 絶滅が危惧されている希少な鳥類「カンムリセイラン」のヒナが7/28(月)に孵化しました!

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横浜観光情報
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よこはま動物園ズーラシアでは、2025年7月28(月)に、絶滅が危惧されている希少な鳥類 カンムリセイランのヒナが一羽孵化しました。同年7月5日(土)に続き二羽目の孵化です。

カンムリセイランのヒナは、孵化してしばらくの間、母親と一緒に行動し、離れることはありません。母親は止まり木にヒナを誘導するなど、成長の段階に合わせて行動を促しています。

バックヤードで子育て中の様子は、同園の公式サイト(ブログ「飼育日誌」)等で発信中です。
1羽目のヒナは園路から観覧できるので、貴重なこの機会に、よこはま動物園ズーラシアを訪れてみてはいかがでしょうか。

写真左:カンムリセイラン1羽目のヒナ(撮影日9月15日)
写真右:カンムリセイラン2羽目のヒナ

◆ヒナについて
〔孵化日〕2025年7月28日(月)
〔性別〕不明
〔父〕2006年6月7日生まれ
〔母〕2011年7月2日生まれ

◆カンムリセイランについて
〔英名〕Crested Argus
〔学名〕Rheinardia ocellata ocellata
〔分類〕キジ目 キジ科
〔分布〕ベトナ ム、 ラオ ス、 マレ ー半島
〔生態〕東南アジアのジャングルに生息するキジの仲間で、メスの尾羽は35~43cmであるのに対し、オスの尾羽は150~173cmにもなります。繁殖期になると、大きくて高い声で鳴きます。
2つの亜種があり、ひとつはベトナム中部およびラオスとベトナムの国境付近に生息する亜種、もうひとつはマレー半島中央山地の狭い範囲に生息する亜種です。ズーラシアで飼育するベトナム産の亜種は野生では50年以上も目撃例がなく、1990年代に入りようやく再発見されたとても珍しい鳥です。
ヒナは孵化して1~2日程で巣立ち、その後母親と行動を共にします。

<お問い合わせ>
よこはま動物園ズーラシアについて TEL:045-959-1000
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