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「藍の祭典桜井靖子とアトリエブルーの仲間たち」が10月1日(水)から6日(月)まで、みなとみらいギャラリーギャラリーBで開催される。
アトリエブルーは、中区小港町で桜井靖子さん(80)が2019年から開催している藍染教室。教室は、植物のたでを乾燥、発酵させた天然藍の原料「すくも」を使用し、天然の木灰汁発酵建てで染めるのが特徴。
温度や㏗の繊細な調整が必要とされる。扱うことが難しいが、環境にも身体にも優しい染料だ。
生徒と合同の展示会は今回が初めて。生徒11人は開催に向けて、それぞれ幅約90cm×高さ170cmの大タペストリーの作品に挑戦。下絵書きから、約2年かけて制作してきた。約3年前から教室に通う林日南子さん(26)は、「作品が完成するまでの工程表なども展示する。多くの方に藍染について知ってほしい」と話す。
桜井さんの幅100cm×高さ150cmのタペストリーを15連並べた作品をはじめ、約30点を展示。「時間をかけて作り上げた作品は汗と涙の結晶。ぜひ見に来てもらえたら」と桜井さん。
入場無料。午前11時から午後6時(最終日は4時)まで。(問)桜井さん【携帯電話】090・3304・2569