体験通じネジ学ぶ 南区のネジ専門商社「奥山製作所」が企画

更新日:

タウンニュース
社会
ネジを付ける作業に真剣に取り組む参加者

南区前里町のネジ専門商社「奥山製作所」は8月14日、南公会堂会議室でネジにまつわる仕事体験会を開催した。「夏休みの子どもたちに、体験の通してネジのことを楽しく知ってもらいたい」と同社社員の天野あゆみさんが企画。子ども5人と保護者が参加し、ネジを使った工作やゲームを楽しんだ。

まず、物と物を結びつけるネジの役割や様々なネジの種類を説明。参加者はネジとナットの組み合わせを探したり、ネジを使ったソーラーカーの組み立てに挑戦したりした。さらに、寸切りナットの早回しやカルタゲームも。最後は、黄金町の製パン店「こねるねこ」に作ってもらった”ねじねじパン”をお土産に渡した。普段からおもちゃの解体でネジは身近な存在だという井上雄琉さん(小4)は、「ソーラーカーでネジをはめるところが面白かった」と感想を話した。

「子どもだけではなく保護者も一緒に楽しんでほしい」との思いで、プログラムを自ら考え、この日のために何度もシミュレーションを重ねてきた天野さん。「楽しんでもらえたようでよかった。将来の仕事の選択肢の一つになればさらに嬉しい」と話した。

このニュースをタウンニュースで見る
SHARE