横浜市庁舎跡地の行方「BASEGATE横浜関内」 vol.1 横浜の魅力つなぐ拠点に

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タウンニュース
社会
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JR関内駅前の横浜市庁舎跡地に来春グランドオープン予定の「BASEGATE横浜関内」。今回から数回にわたり概要やプロジェクトのキーマンを紹介する。

2020年6月に移転した横浜市庁舎。その跡地周辺の開発が進む中、関内駅前でも新たな街づくりが始動している。

BASEGATE横浜関内は、三井不動産(株)を代表企業に8社で開発を進める。同社の関内プロジェクト推進準備室・梅澤幸平さんは「関内は中華街やみなとみらいなど観光地の中心にある。街の魅力をつなぐ拠点(BASE)、新たな感動や出会いの入り口(GATE)にしたい」と名称に込めた思いを語る。

街区内には、日本最大級のライブビューイングアリーナ、楽しみながら学ぶ体験ができるエデュテイメント施設、ホテル、飲食ゾーン、オフィス、新産業創造拠点などが入る。周辺地域と街区をつなぐモビリティサービスも提供する。「イベント連携などでエリア全体の回遊性向上を図る。地域団体とも一緒にできることを探していく」と話す。

旧横浜市庁舎行政棟は横浜開港100周年記念事業で村野藤吾氏が設計、1959年に竣工した。梅澤さんは「機能面をデザイン的に見せており、建築的価値が高い」と評する。ホテルや商業施設はその外観的特徴を保存・活用する。新たに建設する建物のデザインにも取り入れている。

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