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架空の生き物であるドラゴンのような容姿の爬虫(はちゅう)類が昨年12月、野毛山動物園=西区老松町=に登場。その名も「インドシナウォータードラゴン」。「は虫類館」で3匹が飼育されており、泳ぎや潜水を得意とする。
成体の雄には頭頂部から背面、尾にかけてたてがみ状のうろこ(クレスト)が発達するという特徴を持つ。飼育されている3匹は3歳で未成熟のため、性別は未確定。昆虫やトカゲ用の餌をはじめ、バナナ、キウイなどを与えており、木の上にいることが多い。寿命は10年から15年ほどで、同動物園では健康な限り展示を続けるという。
職員は「新しく飼育を始めたインドシナウォータードラゴンをぜひ見に来てください」と話している。