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警察署員の日ごろの鍛錬の成果を地域住民に披露する新年の風物詩「武道始式」が1月19日、山手警察署(梅本隆寛署長)で行われた。
同署に所属し、県警の代表として全日本選手権などの大会に出場する県警特別訓練員の松本智香さん(27)による剣道模範稽古では、山手少年剣武会の小学1年生から6年生まで、8人の「ちびっこ剣士」が松本さんに挑んだ。
稽古を終えた玉那覇海奈美さん(11)は「練習の成果が出せた。改めて稽古を頑張りたいと思った」と話していた。
また、署員による演武の披露も。関係者らが見守る中、柔道と剣道のトーナメント戦を行った。「行け」「ファイト」などの声援が飛び交う中、白熱した試合を展開した。
警察独自の武道である逮捕術では、武器を持って襲い掛かってくる人にどう対応するかなど、4つのパターンを想定した実践が行われ、迫真の演技を見せていた。