【Web限定記事】横浜市史資料室 シリーズ展「洋裁ブームと横浜の洋装店」を開催 写真約130点を展示、入場無料で1月31日まで

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展示会場の様子
1956年に桜木町で開催された街頭ファッションショーを紹介するパネル
1954年のスーツ(右)と1960年代半ばに製作された幾何学模様のワンピース

「洋裁ブームと横浜の洋装店」の展示が横浜市中央図書館地下1階の横浜市史資料資料室=西区老松町=で1月31日(水)まで行われている。

横浜市史資料室が昨年11月から実施しているシリーズ展示「横浜の女性と洋装」の第3弾。日本の洋裁業発祥の地・横浜で女性たちがあこがれた「スマートな洋装」と洋裁の歴史を、当時の写真や解説パネル、実物の洋服や洋裁道具などを通じて知ることができる。

今回の展示は1945年の第二次世界大戦終戦後、和服から動きやすい洋服への需要が高まり、物資不足の中で女性たちが手持ちの布を更生して作る「洋裁ブーム」の様子を写真約130点を含むパネル30点などで紹介している。

そのほか「山手の服飾文化を支えた『ボングー洋装店』」と題した講演会も1月27日(土)、同所で実施する。午後2時(開場1時30分)から4時まで。講師は杉田劇場の地域文化コーディネーター・多根雄一さん。

展示、講演会共に入場無料。展示は期間中、午前9時30分から午後5時まで。毎週日曜休館。問い合わせは同資料室【電話】045・251・3260。

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