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加賀町署は1月10日、「110番の日」にちなみ、管内の横浜公園で地域安全キャンペーンと啓発活動を実施した。1日警察署長をモデルのはなさんが務めた。
横浜中華街で幼少期を過ごし、現在FMヨコハマでDJを務めるはなさんは「大好きな街で1日警察署長を務めることになり、身が引き締まる思いです」と話していた。
当日は特殊詐欺事件とストーカー事件を想定した模擬110番通報訓練が行われた。訓練後、県警本部の地域部通信司令課の警察官が、通報の際は事件か事故か、時刻や場所、現場の状況、名前や連絡先などを警察官が聞く質問に順に答えるといった通報要領のポイントを説明した。
同署署員は「正しい110番通報のかけ方を知り、必要の際は素早い通報をしていただきたい」と話していた。
県警によると、2023年の110番通報の総受理件数は約106万6千件で、平均で約29・5秒に1件の頻度になる。事件・事故などは約71万6千件でいたずらやまちがい、応答なしは約20万件だったという。