寿町拠点の映画プロジェクト WS参加者の作品上映 28日 横浜シネマリンで

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タウンニュース
文化
ワークショップの様子=主催者提供

「ヨコハマDOCSワークショップ完成上映会」が1月28日(日)、横浜シネマリン=中区長者町=で行われる。入場無料で、午後5時45分開始、8時終了予定。

主催の「ヨコハマDOCS」は映像制作のプロ集団を含む3団体によるプロジェクト。横浜でドキュメンタリー映画を「作る」「観る」「学ぶ」をコンセプトに、2023年から横浜市ことぶき協働スペースを拠点に活動している。

ドキュメンタリー9作

上映会ではドキュメンタリー映画監督の飯田基晴さんと土屋トカチさんが講師を務めたワークショップの参加者9人の作品が披露される。

昨年の8月から5回にわたり開催されてきた講座は、現役の中学校教諭や寿町の訪問介護事業所の職員など30代から70代が参加した。

自身の経歴や身を置く環境を見つめ、演劇制作の過程を追ったものや故郷とは何かを考えた作品など、それぞれが企画を考えた。撮影から編集までの一連の映像制作を行い、講師と参加者同士で試写と批評を重ね完成させた。

講師を務めた飯田さんは「メンバーの挑戦をぜひ見に来てほしい」と話している。

同プロジェクトによるワークショップは来期も開催予定。また、定期的にドキュメンタリー映画の上映会を行い、横浜からローカルな視点での映像文化の発信を目指す。寿地区の歴史、記録に焦点を当てた映画の制作も進めているという。

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