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ウエインズトヨタ神奈川株式会社=中区山下町=が、地域貢献を目的に展開している取組「ウエインズまちいちファンド」の積み立て資金を、神奈川県内98カ所の子ども食堂に各5万円ずつ、計約500万円を支援した。これに対し、支援先を取りまとめた「神奈川こども食堂・地域食堂ネットワーク」から1月11日、同社に感謝状が贈呈された。
ウエインズまちいちファンドは昨年1月に創設されたもので、新車購入時に賛同した人が1台につき500円、子ども育成や生物多様性、自然環境の3つから支援先を選んで寄付する仕組み。県内の各地域・団体の支援に活用される。
贈呈式で神奈川こども食堂・地域食堂ネットワークの世話人を務める佐藤由加里さんは「近年テイクアウトの容器代や食材費の増加などもあり、資金不足が課題になっている」と説明。「今回の支援金でクリスマス会を開催した拠点もある」と話し、約1万人の支援者に対して感謝を述べた。ウエインズトヨタ神奈川の梨本幸博専務は「これからもお客様と一緒に地域を盛り上げていけたら」と話した。
同社では昨年から「かわさきこども食堂ネットーワーク」に寄付された食料の一時保管場所として、一部店舗の空きスペースを提供。同ネットワークを通して、寄付された食料を各子ども食堂へ受け渡す際の拠点となっている。