神奈川大経営学部 父親目線のマップ作成 みなとみらい地区の外出に

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社会
作成したマップを手にする学生

神奈川大学経営学部の学生4人が「子連れでも訪れやすい場所をまとめたマップ」を作成した。12月12日には、同大学みなとみらいキャンパスで報告会が行われた。

西区地域子育て支援拠点スマイル・ポート=西区みなとみらい=と連携し行った、3歳までの子どもを育てる父親を対象としたアンケート結果を基に作ったもの。

外出先で感じる不便さとして、商業施設の男性トイレにベビーキープがないなど、設備不足と設置場所の情報が一元化されていないという課題を知った学生は、みなとみらい地区を中心に商業施設や駅などの公共交通機関を調査。

おむつ台やベビーキープの設置の有無や、ゆっくりミルクをあげられる休憩所がある場所をマップにまとめた。学生が実際に見て感じたことも落とし込んだという。

子育て中の教員は「地域全体で子育て向けの設備が一覧化されていると、出かけやすくなり助かる」と話していた。

今後、作成したマップはスマイル・ポートに掲示される。訪れた利用者が書き込めるようにし、より多くの情報を集めていくという。

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