次世代に歴史語り継ぐ 根岸外国人墓地で墓前祭

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タウンニュース
社会
慰霊碑に献花をする学生ら

1942年11月に横浜港で発生したドイツ軍艦爆発事故から81年―。事故で犠牲になった61人が埋葬されている根岸外国人墓地=中区仲尾台=で11月19日、墓前祭が行われた。地域住民や横浜日独協会、横浜山手ライオンズクラブ、立野小、仲尾台中、東京横浜独逸学園=都筑区=の生徒児童ら約100人が参加。仲尾台中吹奏楽部の演奏の中、献花が行われた。

ドイツ大使館武官のラルフ・ペルジケさんは最近の世界情勢に触れ「平和は当たり前ではなく毎日努力して作るものだと分かる」と話し、日独の関係者や学生が慰霊祭に集まったことを感謝。仲尾台中2年の川邉凪さんは「自分たちの世代にも歴史を語り継いでいきたい」と話した。

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