外国人スピーチ 日本語学習の成果、披露 中区で10年超える取組

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タウンニュース
社会
スピーチをする様子

中区役所別館にあるなか国際交流ラウンジで日頃から日本語を学習している外国人による年に1度の「スピーチを楽しむ会」が、11月14日に同所で行われた。今年で10回目。

会場には関係者ら約30人が集まった。中国やドイツ、イギリス出身の計10人が、それぞれがテーマを設けて1人3分ほどの日本語スピーチを行ったほか、ビンゴゲームを楽しんだ。

今年2月、日本に移住した李建新さん(52)は『日本語学習苦も楽も』というタイトルで、日本語の難しさや発音の気付きなどを発表。「2、3週間練習した。ちょっと緊張したけど、たぶん大丈夫だったと思う」と話した。

日本語ひろば立ち上げから現在まで外国人支援を行っている米澤行子さん(64)は会を終えて「感動しました。今年は参加人数も多くてよかった」と話した。

また今年10月から日本語ひろばの活動に参加している村山こず恵さん(48)は「支援者の数が増えてくれたら」と充実化を期待する。また「横浜は昔から外国と関わりのあるまち。外国人と接する機会が増えたら良いですね」と話した。

楽しむ会は日中働いている人も参加できるようにと、夜の部も開催。17人ほどが集まり、日本語での自己紹介などを行ったという。

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