横浜市 「家具の転倒対策していますか?」地震に備え、取付を無料代行

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タウンニュース
社会
家具転倒防止器具(一例)

家具を固定してないと地震が起きた時、転倒によるケガや逃げ遅れのほか、電化製品に落下し火災の原因になることも。阪神淡路大震災では、死因の約9割が、家屋や家具の下敷きによる「圧死や窒息死」。次に多かった「焼死」も、家屋や家具の倒壊により避難経路が塞がれたことが原因だったという。

このため横浜市では、突っ張り棒やL字金具など「家具転倒防止器具」の取付けの普及を急いでいる。65歳以上のみの世帯や障がい者、要介護者など、対象世帯には取付の無料代行(器具代は自己負担)も行っている。「最近の地震でも家具の転倒によりケガをされた方がいます。命を守るためにぜひ設置を」と呼びかけている。

先着300件で、申請期間は2024年1月31日まで。問合せは横浜市建築士事務所協会【電話】045・662・2711。

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