宮谷小 5年ぶりの同窓会に120人 福島県からも卒業生

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タウンニュース
社会
スライドで現在の学校行事の説明を受ける同窓会のメンバーたち=11日

宮谷小学校同窓会の総会および懇親会が11月11日、同校体育館で行われ、卒業生をはじめ元職員や地域の関係者ら120人が集った。

同校同窓会は2013年に発足。これまでに3回総会を実施しており、今回が5年ぶりの4回目となった。60代から70代を中心に1941年卒から1998年卒までの幅広い世代が参加。福島県白河市から朝一番の新幹線で駆け付けた根本和さん(93)は「少年時代を過ごした大事な故郷」と目を細めていた。

地域の声受け発足

1908(明治41)年創立で、115年の歴史がある同校だが、10年前まで同窓会が組織されていなかったという。当時校長を務めていた中川智子さん(69)は「地域から同窓会を作ってほしいという要望があった」と振り返る。

そこで、自治会をはじめ地域の関係者に相談して準備を進め、試行錯誤をしながら発足に漕ぎつけた。文献を調べると、過去には同窓会があったが、いつしかそれが途絶えていたことも分かったという。

11日の総会で3代目の会長に就任した菜花好和さん(74)は「PTA活動などもサポートしていきたい」と話していた。

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