シルク博物館の全国染織作品展 中区女性が入賞 神奈川県で唯一

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野中さんと入賞作品『錦秋』

第27回全国染織作品展の表彰式が10月20日、シルク博物館で行われた。

入賞者は12人。主催したシルク博物館の慶徳俊哉館長が出席した11人に賞状を手渡した。

織着物『錦秋』で日本真綿協会賞を受賞した中区矢口台在住の野中郁子さん=人物風土記で紹介=は神奈川県で唯一の入賞者。複数の植物染料を使用した調和の取れた染め色が評価された。

審査委員長を務めた日本女子大学名誉教授の小笠原小枝さんは「作品のレベルが上がっている」と講評し、同展の継続的な開催に期待を示した。

同館で11月26日まで入選作品62点(着物35、着尺5、帯13、壁掛け・額等9)を展示中。入館料一般700円。

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