中区の市民団体 水辺でハマに新たな魅力を 船上コンサートで実証実験

更新日:

タウンニュース
文化
郵船プールに隣接する万国橋(写真奥)の下では自然の音響効果を実感する場面も。カンツォーネの歌声に酔いしれた
8〜10人乗りのEボートのイメージ(横浜SUP倶楽部提供)

水辺を活用した横浜の新たな魅力創出の実証実験として10月29日、船上コンサートが行われた。

主催した中区の市民団体「海岸通アーバニズムラボ」は、郵船ビル裏手に位置する万国橋〜新港橋間の運河を「郵船プール」と呼び、この水辺の利活用を推進している。

当日はクルーズ船「ベネチア号」で横浜日ノ出桟橋を出航し、大岡川からみなとみらい周辺の運河を周遊。都橋など野毛の昭和な街並みからみなとみらいまで、横浜の様々な景色を眺めながら、青木純さんの弾き語りによるカンツォーネコンサートを楽しんだ。参加者たちは時おり通行人に手をふりながら、非日常体験を満喫している様子だった。

参加者は「水上から見る横浜の景色も素晴らしかった」「橋に入る前後で明らかに音が変わった。橋の下がこんなに音響が良いとは思わなかった」と驚いた様子。青木さんは「風や音、陽の光など、自然を感じながら歌っていて気持ちが良かった」と話していた。

同団体代表の一宮均さんは「横浜の水辺にはまだ魅力が沢山ある。ぜひ多くの市民に体験して欲しい」と話していた。

Eボート乗船体験も

実証実験の第2弾として11月18日(土)に、Eボート体験ツアーを実施。午後1時に市役所前大岡川夢ロードデッキより乗船。参加費1千円。小中学生5百円(保険込)。【メール】paw138@nifty.comへ申込。一宮さん【携帯電話】090・1262・5520

このニュースをタウンニュースで見る
SHARE