久保町の円満寺 良貴住職の「晋山式」 約260人が参列

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あいさつする西郊良貴住職

天台宗円満寺=西区久保町=の第6世、西郊良貴住職のお披露目にあたる「晋山式」が10月29日、同寺本堂で行われた。総本山・比叡山延暦寺の副執事をはじめ、京都・三千院門跡門主など、天台宗の高僧らが参列。神奈川教区の宗務所長から良貴住職に辞令が伝達された。

先代の良光住職は、昨年11月に京都・曼殊院門跡門主に就任。門跡は、かつて皇族や公家が住職を務めた寺院で、全国に7つしかない格式の高い寺院。他の寺院住職との兼務が認められていないことから、副住職を25年勤めてきた良貴さんが住職に就任。このほど檀信徒への披露となる晋山式の運びとなった。

当日は、僧侶約110人、檀信徒ら約150人が一堂に会した。法要の後にあいさつした良貴住職は「円満寺をさらに進化させていく。また、皆様と膝を付け合わせて話し合い、ともに歩んでいきたい」と抱負を語っていた。

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