【Web限定記事】(一社)日本釣用品工業会 ギョミ(ごみ)袋配布で釣りマナー啓発 本牧海づり施設で

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タウンニュース
社会
施設内を歩き利用客にごみ袋を配布した
釣りマナー向上を啓発する「未来から来た釣り人」
釣り場の清掃活動を行う様子

本牧海づり施設=中区本牧ふ頭=で10月28日、(一社)日本釣用品工業会が利用客に488個のごみ袋ならぬ「ギョミ袋」を配布した。

同会は、持続可能な釣り環境構築への取り組みを行っており、マナーを守って釣りを楽しんでもらえるよう、啓発活動を進めている。

その釣りマナー啓発の応援サポーターである、マグロとアジの頭をした「未来から来た釣り人」=写真=が施設を回り、ごみの持ち帰りの協力を呼びかけた。

配布したごみ袋を入れるカプセル型のケースには「てはじめにマナー」という文字が印刷されている。釣りマナーを意識することを入り口に社会のマナー向上にもつなげてもらいたいとの思いが込められており、同会第1事業部長の柿沼清英さんは「楽しい思い出とともに釣りマナー向上の意識を高めてほしい」話していた。スーパーのごみ袋などを入れて、他のレジャーに行く際にも活用できるようになっている。

快晴に恵まれた当日は、多くの利用客が施設を訪れていた。「未来から来た釣り人」が利用客1人1人にごみ袋を配ると、子どもたちを中心に一緒に写真を撮る姿が見られた。

同日にはほかに大黒海づり施設=鶴見区大黒ふ頭=と、豊洲ぐるりパーク=江東区豊洲=でも同様のイベントが行われ、3施設あわせて合計1171個のごみ袋が配布された。

釣りマナー川柳を募集

同会は全国に向けた釣りマナーの認知向上のため、「釣りマナー川柳」を2023年12月22日(金)まで開催している。釣りのマナーをテーマにした「教えてあげたいこと」「嬉しかった話」「心暖まった話」「クスッと笑えるエピソード」などを募集する。

詳細はURLから。https://www.loveblue.jp/free/senryu.html

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