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今年度の横浜市交通安全功労者表彰式が10月24日、中区の会場で行われ、計142者が表彰された。横浜市交通安全対策協議会(以下、協議会/山中竹春会長)と(一財)横浜市交通安全協会(以下、安協/板橋悟会長)の共催。
この取組は、長年にわたり交通安全と交通事故防止に貢献し、その功績が顕著な個人・団体を表彰するもの。協議会による功労者表彰は36者(個人26人、団体10)、安協は同106者(地区役員や退任役員を含む個人101人と団体5)。
協議会の表彰では山中市長の代理で出席した平原敏英副市長が、安協は板橋会長がそれぞれ出席者に賞状を手渡した。表彰に先立ちあいさつした平原副市長は、コロナの5類移行に伴い経済活動が再開し、事故が増加傾向にあることを指摘。「市としてソフト、ハード面で交通安全対策を進めていく」と話した。板橋会長は、事故は一瞬の判断ミスで起き、また加害者、被害者にもなりうるとして、「交通安全の意識を高めていけるよう啓発、広報に力を入れていく」と話していた。
中区・西区内の被表彰者は、協議会が個人4人、団体1、安協が地区交通安全協会役員や退任役員を含む個人40人、団体2だった。
県内では、10月に13件の交通死亡事故が発生しており、県は同16日に「交通死亡事故多発警報」を発表(期間は同22日まで)。期間中は交通取締りや広報活動が強化された。