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横浜市はサイトを通して市民からまちづくりなどに関するアイデアを募りながら議論ができるプラットフォーム「横浜市アイデアボックス」(https://yokohamacity.ideabox.cloud/)の運用を西、保土ケ谷、金沢、瀬谷の4区をモデルとして10月6日に開始した。27日まで意見を募る。
市が進めるDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進と地域の要望や課題を掘り起こそうというもの。「アイデアボックス」は民間事業者が提供するサービスで、これまでにデジタル庁や全国の自治体で使われており、市は昨年、実証実験を行っていた。
投稿できるのはモデル4区の在住者。サイトでユーザー登録を行い、自身が住む区の意見募集ページにアイデアを投稿する。登録者は投稿されたアイデアに「賛成」「中立」「反対」の投票ができるほか、コメントを書き込める。
寄せられたアイデアは各区が施策の参考にしていく。市市民局は「この手法は子育て世帯や若者などにアプローチできる可能性が増える」としている。問い合わせは同局広聴相談課【電話】045・671・2333。