「Kアリーナ横浜」 9月29日開業 みなとみらい 世界最大級、2万人収容

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タウンニュース
経済
Kアリーナ横浜の客席中央から
ヒルトン横浜の客室

ホテルもオープン

世界最大級の約2万人が収容できる音楽専用ホール「Kアリーナ横浜」が9月29日、西区みなとみらいに開業する。アリーナの隣にはホテル「ヒルトン横浜」が24日にオープン。みなとみらい地区に新たなにぎわいを見せる場所として注目が集まる。

建設地は、みなとみらい地区の60・61街区と呼ばれる地域。市の公募に不動産事業を手掛けるケン・コーポレーション=東京都=が名乗りを上げ、音楽アリーナとホテルを核としたプロジェクトが進んだ。

Kアリーナ横浜は9階建て。高さ45m、延べ床面積約5万3千平方メートル。座席数は2万33席。同社の佐藤繁会長は「すべてが音楽ライブのために作った」というように、座席は扇型に3層に分かれ、高音質のスピーカーを全体に配置。ステージから離れた場所でも音量や時間差がないようにしている。VIPラウンジやバーラウンジも設け、ライブ前後も楽しめる工夫を凝らす。

29日から3日間は「ゆず」がこけら落としライブを開催。年末には福山雅治さんがライブを行う。来年は約7割の予約が入っているという。

ヒルトン横浜は26階建てで高さは約100m。延べ床面積約3万2千平方メートル。客室数は339室。アール・デコを基調にしたデザインで、客室に高性能のスピーカーを備え、ライブの余韻に浸れるようにしている。

オフィス棟もあり、街区全体でにぎわいを作っていく。22日にあった開業式典で佐藤会長は「横浜でライブと宿泊を楽しんでほしい」と語った。

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