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「国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)」と衣料品販売大手「ユニクロ」が難民支援につなげようと、アート作品を9月末まで募っている。
作品募集は難民支援を目的とした「ユース難民アートコンテスト」に向けたもの。応募資格は10歳から30歳まで。次世代を担う子どもや若者の才能を世界に広めるという思いも込められている。
入選作品(5点)は、国内外の一部のユニクロでTシャツとして商品化されるほか、無料のホリデーカードのデザインとして世界中で配布される。Tシャツの売り上げの一部をUNHCRの難民支援活動に寄付する。
UNHCRらは同コンテストを市民に発信しようと、8月にユニクロPARK横浜ベイサイド店=金沢区=でワークショップを開催。子どもたちが壁画家や彫刻家の肩書を持つ教育者のマックス・フリーダーさんの指導の下、「難民とともに描く希望」をテーマに絵を描いた。
ワークショップで制作した作品が8月24日から28日まで市庁舎に展示され、市庁舎を訪れた人が見入っていた。