ミトコンドリア病を啓発 県庁・市庁舎が緑色に

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昨年のライトアップの様子

世界ミトコンドリア病啓発週間の9月18日から24日に合わせ、24日に神奈川県庁舎と横浜市庁舎の2カ所を緑色にライトアップする。県庁が午後6時30分〜8時30分、市庁舎が5時〜10時。

ミトコンドリア病は、全身の細胞内にありエネルギーを産生する「ミトコンドリア」の働きが低下し、脳や心臓、筋肉などに病症が発生する病。市内でも50人程度しか患者数がいないとされる指定難病だ。

国際的な同病の患者会組織であるIMPが毎年啓発週間を定め、欧米や豪州などを中心に世界各地でシンボルカラーである緑のライトアップを実施する。

日本では3年前から、IMPの呼び掛けに応じ、「ミトコンドリア病患者・家族の会」のメンバーが中心となり開催している。同会事務局の山田源太郎さんは「ミトコンドリアとはどのようなものか知り、病への周りの理解が深まるきっかけとなれば」と話した。

24日には、同会が主催する患者会フォーラムがオンラインで開催される。患者や家族、医師をはじめ、薬剤師や遺伝子カウンセラーらも参加する。

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