Kアリーナ・ヒルトン横浜 開業直前にテロ対策訓練 戸部署と専門部隊が参加

更新日:

タウンニュース
社会
Kアリーナ前で防護服姿の専門部隊による訓練

西区みなとみらい6丁目の「Kアリーナ横浜」および「ヒルトン横浜」開業にあたり9月13日、同所で不審者および不審物対応訓練が行われた。両施設のスタッフをはじめ戸部警察署、NBCテロ対応専門部隊など約70人が参加。ヒルトン横浜は9月24日、Kアリーナ横浜は同29日に開業。

テロなどの発生時の初動対応や、関係機関との連携強化が目的。両施設の間に位置する広場で不審な液体の入ったペットボトルが発見された想定で、防護服を身にまとった専門部隊の隊員が、専用器具を使いペットボトルの中身を調査。特殊な容器に入れて撤収し周辺の除染なども行った。その他、不審者を取り押さえる訓練も行われた。

戸部署の永野進署長は「危機意識を共有することが重要」と話し、連携強化を呼びかけた。ヒルトン横浜の木村卓也総支配人は「基本が大切ということを改めて感じた」と語った。(株)Kアリーナマネジメントの田村剛代表取締役社長は「安全安心のためにも我々従業員が役割意識を持って行動したい」と話していた。

このニュースをタウンニュースで見る
SHARE