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横浜市は9月4日から9日まで、市内の各施設の建物や橋など9カ所を金色にライトアップした。9月は世界的な小児がんの啓発月間であり、「GlobalGoldSeptemberCampaign(世界小児がん啓発キャンペーン)」の一環として行われたもの。同キャンペーンは毎年世界各地で行われ、日本ではNPO法人日本小児がんグループ(JCCG)の主催で2021年から開催されている。
子どもたちは「金」のように貴重な宝物であるとして、小児がんへの理解、支援を呼びかけるカラーはゴールドとされている。また、小児がんと向き合う子どもたちと、必要な医療・ケアと研究に「輝かしい光を」との意味が込められている。
キャンペーンに賛同した市内を象徴する9カ所(よこはまコスモワールド、アニヴェルセル横浜みなとみらい、横浜ハンマーヘッド、横浜市庁舎、象の鼻パーク、女神橋、神奈川県庁、横浜マリンタワー、横浜こどもホスピス〜うみとそらのおうち〜)でライトアップが行われ、各所がゴールドに彩られた。
9日にはNPO法人日本小児がんグループ(JCCG)が主催したイベント「小児がんを知ることでつながろう!〜社会みんなで手を取りあって、がんと闘う子どもたち・家族の未来が輝くように〜」が同法人のYouTubeチャンネルでライブ配信された。メイン会場となる名古屋市の「中部電力MIRAITOWER」と横浜市金沢区の「横浜こどもホスピス〜うみとそらのおうち〜」から復学支援に関するフォーラムセッションが行われた。また、各地のライトアップ場所から中継が行われ、全国で小児がん患者を応援した。
9月30日までの1カ月、全国約65カ所以上のランドマーク・施設がゴールドにライトアップされる。