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「第10回横浜YMCA専門学校日本語スピーチコンテスト」が9月1日、横浜中央YMCAのチャペルで行われた。主催は横浜YMCAが運営する専門学校からなるカレッジグループ。
同グループの日本語学科に在籍する学生や全国のYMCA日本語学校の学生が、日本語や文化を学ぶとともに、異文化交流を果たすことを目的として毎年開催されている。
当日は横浜YMCA学院専門学校とYMCA健康福祉専門学校に通うアジアを中心とした留学生8人が出場した。
出場者のほとんどが日本語を学び始めて1年から1年半だという。身振り手振りを加え、母国との文化の違いや日常生活での気づきなど、自身の経験をもとにした自由なテーマで5分間、日本語で思いを発信した。
会場には同グループの各校に通う学生や教員、共催の横浜および厚木ワイズメンズクラブの会員ら約30人が参加者のスピーチに耳を傾けた。また、オンラインで全国のYMCA日本語学校の学生など約170人が視聴した。
初めてのスピーチコンテストに挑んだミャンマー国籍のウィン・ワディ・ライさん(22)とベトナム国籍のグエン・スー・ホン・ゴックさん(20)は「終わってホッとしている」「練習では諦めそうになった。よくできたと思う」と互いの健闘をたたえ合った。