インド水塔 震災慰霊者を追悼 駐日インド大使など参列

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花を手向け祈るジョージ大使(左)と横浜ムンバイ友好委員会の花上喜代志委員長

関東大震災の被災者および在横浜インド人被災者の追悼式が9月2日、山下公園のインド水塔で行われた。震災から100年の節目にシビ・ジョージ駐日インド大使をはじめ、日印交流市民団体やインド関連企業、関心をもつ市民ら約50人が集まり、花を手向け悼んだ。

感謝と慰霊に水塔を寄贈

インド水塔は、開港後から絹織物の輸出などで山下町に商館を構えていた横浜市在住のインド商人らが震災で被災した際に、市民に助けてもらった感謝と慰霊のため1939年に建立、寄贈した日印友好のシンボル。横浜ムンバイ友好委員会が日印交流団体などと協力し毎年追悼式を開催してきた。

ジョージ大使は「200年目を迎えた時には更に強固なつながりになっていると信じている」とこれからの日印関係へ期待を示した。

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